slide_image (AutoLISP/DCL)

現在アクティブなダイアログ ボックス イメージ タイルに、AutoCAD スライドを表示します。

サポートされているプラットフォーム: Windows のみ

構文と要素

(slide_image x1 y1 width height sldname)
x1

タイプ: 整数型

タイルの左上からの X 方向のオフセット。単位はピクセル。正の値でなければなりません。

y1

タイプ: 整数型

タイルの左上からの Y 方向のオフセット。単位はピクセル。正の値でなければなりません。

width

タイプ: 整数型

イメージの幅。単位はピクセル。

height

タイプ: 整数型

イメージの高さ。単位はピクセル。

sldname

タイプ: 文字列

スライドの識別子。この引数には、スライド ファイル(.sld)またはスライド ライブラリ ファイル(.slb)内のスライドを指定できます。AutoCAD の VSLIDE[スライド表示]コマンドやカスタマイズ ファイルで指定するのと同様の方法で sldname を指定します。sldname には次の形式のどちらかを使用します。

sldname または libname(sldname)

戻り値

タイプ: 文字列

sldname を含む値。

注意

スライドの 1 点目(左上コーナー)、つまり挿入点を(x1, y1)に位置付け、2 点目(右下コーナー)を 1 点目からの相対距離(width, height)に位置付けます(widthheight は正の値でなければなりません)。原点(0、0)は、イメージの左上コーナーです。タイル寸法関数(dimx_tiledimy_tile)を呼び出すことにより、右下コーナーの座標値を取得することができます。

(slide_image
  0
  0
  (dimx_tile "slide_tile")
  (dimy_tile "slide_tile")
  "myslide"
)
(end_image)