[コンソール]ウィンドウで一致する単語を検索して単語を完成させるには(Visual LISP IDE)

以前入力したコード行と一致するものがないか検索することにより、新しい AutoLISP コード行を完成させることができます。

注: Visual LISP IDE は Windows でのみ使用可能です。
  1. Visual LISP の[コンソール]ウィンドウのプロンプトに対して、一致を検索するコード行の文字列を入力します。
  2. [Ctrl]+[Spacebar]を押して、[一致する単語を検索]機能を実行します。入力した文字列で始まる、最後に入力した単語が検索されます。
  3. 探しているコード行が表示されるまで、[Ctrl]+[Spacebar]を押します。

この例では、[コンソール]ウィンドウのプロンプトに対して、次のコードが入力されていると想定しています。

(setq origin (getpoint "\nOrigin of inyn sign: "))
(setq radius (getdist "\nRadius of inyn sign: " origin))
(setq half-r (/ radius 2))
(setq origin-x (car origin))
(command "._circle" origin radius)
  1. Visual LISP で、[コンソール]ウィンドウのプロンプトに対して次のように入力します。
    (c
  2. [Ctrl]+[Spacebar]を押して、[一致する単語を検索]機能を実行します。文字「c」で始まる最後に入力した単語が検索され、単語全体の入力が自動的に行われます。
    (command
  3. その単語が探していた単語でないときは、もう一度を[Ctrl]+[Spacebar]押します。「c」の文字で始まる次の単語が表示されます。

    (car

    最後の検索対象の単語が検索された後に続けて[Ctrl]+[Spacebar]を押すと、最初に戻って検索が繰り返されます([Ctrl]+[Spacebar]を押して一致する単語の検索機能を実行する代わりに、Visual LISP のメニュー バーから[検索] [一致する単語を検索]を選択することもできます)。

    検索対象の単語が見つからないときは、何も行われません。

    [コンソール]ウィンドウまたはテキスト エディタ ウィンドウのどちらからでも[一致する単語を検索]機能を使用できます。[コンソール]ウィンドウからこの機能を実行すると、[コンソール]ウィンドウでのみ検索対象の単語が検索され、テキスト エディタ ウィンドウから実行すると、そのエディタ ウィンドウでのみ検索対象の単語が検索されます。

    注: [一致する単語を検索]機能は、大文字と小文字を区別しません。