Autodesk Content Service がインストールされていない
コンテンツの検索に役立つ 2 つのコンポーネントがあります。Content Explorer は、ウォッチ フォルダを参照したり検索できるインタフェースです。Autodesk Content Service は、ファイルにインデックスを作成して検索できるようにするサービスです。初めてオートデスクのプログラムをインストールすると、Content Explorer 機能が自動的に含まれます。同時に、Autodesk Content Service もインストールされますが、このサービスは Content Explorer とは別個に実行されるため、[プログラムの追加と削除]の一覧には別のプログラムとして表示されます。
誤ってサービスをアンインストールすると、Content Explorer インタフェースがオートデスクのプログラム内で動作しなくなります。問題を解決するためには、Autodesk Content Service を再インストールしてください。
Content Explorer で処理を実行できないというエラーが表示される
ネットワーク コンテンツ プロバイダまたは Autodesk Seek にアクセスしようとしたときに[Content Explorer]ウィンドウにエラー メッセージが表示される場合は、インターネットまたはネットワークの接続が失われたまたは中断されたことにより接続不能となっている可能性があります。接続していることを確認してください。
接続している場合は 、次の点をチェックしてください。
- DNS エラーが原因で接続できない可能性があります。これが原因かどうかは、Windows エクスプローラを使用してネットワーク コンピュータへの接続を試すことで確認できます(たとえば、¥¥COMPUTERNAME への接続を試します)。この方法で接続できない場合、通常は、権限、DNS、またはネットワーク上の問題がある可能性があります。常に、まず Windows エクスプローラを使用してネットワーク コンピュータにアクセスできることを確認してください。これは、Windows エクスプローラを使用してネットワーク コンピュータにアクセスできない場合は、Content Explorer からもネットワーク コンピュータにアクセスできないからです。
- Autodesk Content Service の実行が停止されている可能性があります。Content Service が Windows Services で実行していること、およびスタートアップの種類が[自動]となっていることを確認します。
- ネットワーク コンピュータに接続しようとしたときに、ファイアウオールに関する問題が発生することがあります。インストール時に、Windows ファイアウオールの受信規則が作成され、TCP プロトコルを使用してポート 50248 の Autodesk Content Service が有効になります(これは、ドメインおよびプライベート プロファイルに適用されます)。[Windows ファイアウオール]の[受信の規則]の一覧でこれらの設定を確認できます。
Windows 7 の場合
- Windows の[スタート]メニューの[検索]ボックスに Windows Firewall Advanced Sec rity と入力します。
- [Windows ファイアウオール]ウィンドウが表示されたら、左ペインの[受信の規則]をクリックし、受信規則の一覧で[Autodesk Content Service]を探します。
- [Autodesk Content Service]を右クリックし、[プロパティ]を選択します。
- [詳細設定]タブを選択します。
- [プロトコルおよびポート]タブを選択して、Autodesk Content Service の設定を確認します。
Autodesk Content Service がポート 50248 にあり、TCP プロトコルを使用していることを確認します。
Windows XP の場合
- [スタート] > [設定] > [コントロール パネル] > [Windows ファイアウォール].
- [例外]タブをクリックします。
- [Autodesk Content Service]を選択し、[編集]をクリックします。
Autodesk Content Service がポート 50248 にあり、TCP プロトコルを使用していることを確認します。
Content Explorer でネットワーク コンピュータのファイルを開いたり挿入できない
Autodesk Content Service は、インストールされているコンピュータ上でローカル システムとして実行されます。Autodesk Content Service は、指定されたウォッチ フォルダ内のアクセス可能なファイルのインデックスを作成します。検索は、ローカル システムの権限に基づいて実行されます。これはリモート クライアントから検索する場合も同様です。
検索時に、ユーザはインデックスが作成されたファイルすべてを確認できます。ユーザがこれらのファイルを開いたり挿入できない場合は、そのファイルの Windows 権限によってローカル システムへのアクセスが許可されていることを確認してください。
インデックス作成処理でエラーが発生する
インデックス作成処理で問題が発生する原因はいくつかあります。ウォッチ フォルダのインデックス作成時に問題が生じた疑いがある場合は、[環境設定コンソール]を開きます。コンソールで、インデックス作成ステータスを閲覧したり、関連ログ ファイルを読むことができます。
AutoCAD の外部参照内の文字とオブジェクトを検索できない
ファイルに外部参照が含まれている場合、その外部参照内の文字とオブジェクトは親ファイルには抽出されません。したがって、外部参照内の文字とオブジェクトは、親ファイルのコンテンツ内では検索できません。
AutoCAD のリボンに[プラグイン]タブがない、または[Content Explorer]が[プラグイン]タブにない
リボンに[プラグイン]タブが表示されない場合や、リボンの[プラグイン]タブに[エクスプローラ]ボタンが表示されない場合は、Content Explorer がアドインとしてロードされていないことが原因の 1 つである可能性があります。
- AutoCAD のコマンド ラインに対して、cuiload と入力します。
- リストに CONTENTEXPLORER がある場合は、[ロード解除]をクリックしてロード解除します。
- contentexplorer.cuix ファイルを参照し、選択します。
- [ロード]をクリックします。
Content Explorer でファイルを開くたびに、AutoCADの[シート セット マネージャ]ダイアログ ボックスが表示される
Content Explorer でファイルを開くたびに[シート セット マネージャ]ダイアログ ボックスが表示されるのは、システム変数 SSMAUTOOPEN の設定によるものです。[シート セット マネージャ]ダイアログ ボックスが表示されないように設定を変更します。詳細は、「SSMAUTOOPEN」を参照してください。
AutoCAD ecscad にリボンが表示されず Content Explorer にアクセスできない
AutoCAD ecscad ではリボン インタフェースをサポートしていません。[Content Explorer]ウィンドウを開いたり閉じるには、次のコマンドを使用します。
- Content Explorer を開くには、コマンド ラインに CONTENTEXPLORER と入力します。
- Content Explorer を閉じるには、コマンド ラインに CONTENTEXPLORERCLOSE と入力します。