[ユーザ定義属性リスト]ツールを使用してレポート フィールドを追加する

レポート タイプごとに、レポートに含めることができる定義済みのフィールドのセットがあります。[ユーザ定義属性リスト]ツールを使用してレポートにフィールドを追加します。

[ユーザ定義属性]リストに 標準 AutoCAD Electrical 属性が存在し、それらの属性がレポートにまだ含まれていない場合は、レポートに追加されます。フィールドを追加するには、次のいずれかが満たされている必要があります。

このツールでは、AutoCAD Electrical ブロック ファイルに定義されたユーザ定義フィールドのリストを含むテキスト ファイル(*.wda)が作成されます。[ユーザ定義属性リスト]は、提供するフィールドを決定するためにレポート ツールおよび[スプレッドシートに書き出し]機能によって使用されます。

リスト ファイル名はアクティブなプロジェクトと同じ名前にすることもできますが、「Default」という名前にしておくとシステム全体で使用できます。Default.wda ファイルは基本プロジェクト フォルダに保存され、<プロジェクト名>.wda ファイルはプロジェクト定義ファイル(*.wdp)と同じフォルダに保存されます。*.wda ファイルを読み取るため、または書き出すために使用できるエントリは最大で 150 です。

レポート形式ファイル(*.set)を使用した自動レポート生成では、ユーザ定義のフィールドを使用できます。.set ファイルで宣言されているフィールドがユーザ定義属性リストにない場合は、レポートの列は空白になります。

ユーザ定義属性機能では、デバイスを表すブロックから属性および xdata が追加されます。この機能では、線番ブロック、ケーブル マーカー ブロック、コンジット マーカーは追加されません。

注: 属性は、[属性追加]ツールまたは AutoCAD の ATTDEF[属性定義]コマンドで既存のブロック ファイルに追加することができます。属性は[コンポーネントを挿入/編集]ダイアログ ボックスの[その他を表示/編集]オプションを使用して編集できます。また、図面の AutoCAD Electrical ブロックをダブルクリックすると表示される Enhanced Attribute Editor で編集することもできます。

スプレッドシートに書き出し

[ユーザ定義属性]リストの属性は、[スプレッドシートに書き出し]機能でエクスポートされたフィールドにも追加されます。ユーザ定義属性名を wd_xls_all_template.xlt ワークシートに追加して、これらのフィールドを[一般]エクスポート オプションに含めます。スプレッドシート テンプレートの既定の場所は、C:¥Program Files¥Autodesk¥AutoCAD {バージョン}¥Acade¥Support¥{言語コード} です。