モデル空間で作業するときは、ViewportTableRecord オブジェクトで表されるタイル ビューポートでジオメトリを作成します。この場合、同時に 1 つまたは複数の異なるビューポートを表示することができます。複数のタイル ビューポートが表示されている場合は、1 つのビューポートで編集を行うと、他のすべてのビューポートに反映されます。ただし、ビューポートごとに拡大率、視点、グリッド、スナップを設定することはできます。
ペーパー空間では、Viewport オブジェクトで表される浮動ビューポートで作業します。浮動ビューポートには、さまざまなビューのモデルを含めることができます。浮動ビューポートはオブジェクトとして処理され、移動や大きさおよび形状の調整により適切なレイアウトを作成することができます。また、ペーパー空間では、タイトル ブロック、注釈などのオブジェクトを、モデルそのものは変更せずに、ペーパー空間ビューに直接描画することができます。