概要 - ファクトリ オプション

ファクトリ オプションでは、ファクトリ デザイン レイアウトに適用される既定値設定を作成します。設定の中には、アプリケーション レベルで適用されるものと、ドキュメント レベルで適用されるものがあります。オプションには、アプリケーション オプションにある 2 つのタブからアクセスできます。アクセスするには、アプリケーション メニューから[オプション]を選択します。

[ファクトリ]タブで、次の項目に関するパラメータを指定してください。

[搬送の既定値] 搬送タイプ、トラベル速度、単位時間コスト、ロード時間、アンロード時間、方向性、フロー タイプについてのプロパティが含まれています。
[作業の既定値] 操作タイプ、処理時間、設定時間についてのプロパティが含まれています。
[ステーションの既定値] セットアップ コスト レート、処理コスト レート、稼働時間の比率、消費電力についてのプロパティが含まれています。
[シフトの既定値] シフトの時間数とシフト回数についてのプロパティが含まれています。
[ジョブの既定値] 希望生産レート、パーツの数量、バッチ サイズについてのプロパティが含まれています。

詳細は、ファクトリ オプションの既定値設定を参照してください。

[ファクトリ アセット]タブでは、クラウドベースのファクトリ アセットと、ユーザ定義のアセットを使用可能にしたり、位置を指定することができます。

[クラウドベース アセット]

ファクトリのクラウド サーバにあるアセットを使用できます。クラウド アセットは必要に応じてダウンロードしたり、ディスク上の Local Cloud アセット ライブラリに保存できます。ローカル パスの既定値は、インストール中に設定されます。クラウド ベースのアセットの位置を変更することができます。

ユーザ アセット

ユーザ定義のファクトリ アセットは Inventor に作成されます。このアセットの位置は、関連する Inventor プロジェクト ファイル(.ipj)に定義されます。このユーザ アセットの 2D 表示を AutoCAD Factory Design ユーティリティで使用可能にするには、適切な Inventor プロジェクト ファイルを指定する必要があります。プロジェクト ファイルにリストされる各ライブラリは、それぞれ 1 つのアセット ライブラリとして追加されます。

AutoCAD と Inventor のファイルを同期する

2D 図面を 3D モデルに関連付けることができるようになりました。DWG ファイルに関連付けるプロジェクト ファイルを設定します。AutoCAD で、DWG ファイルに関連付けたプロジェクト ファイルに基づいてファクトリ アセット ブラウザに、関連付けられているアセットが表示されます(プロジェクト ファイルでライブラリを設定した場合)。AutoCAD を Inventor に同期する場合は、DWG ファイルに関連付けたプロジェクト ファイルに基づいて、Inventor で現在のプロジェクト ファイルを設定します。ダイアログ ボックスが表示されたら、変更内容を確認します。AutoCAD で指定したプロジェクトに基づいて、2D 図面が 3D モデルと同期します。