概要 - スタイル
スタイルを使用すると、モデル内でデータを特定の方法で表示できます。
- スタイルは、[スタイル パレット]、[スタイル ルール]パネル、[プロパティ パレット]を使用して、データの設定中に、フィーチャやフィーチャ クラスに適用できます。
- フィーチャにスタイルを適用する最も簡単な方法は、描画スタイルを選択してから新しいフィーチャをスケッチする方法、または[スタイル パレット]から目的のフィーチャへスタイルをドラッグ アンド ドロップする方法です。
- InfraWorks 360 では、スタイルがフィーチャ クラスごとにスタイル カタログに格納されます。ユーザは、[スタイル パレット]でスタイルとスタイル カタログを作成、編集、および管理できます。また、.STYLES.JSON 形式のスタイル カタログを読み込んだり、3D モデルを「インスタンス スタイル」としてスタイル カタログに追加したりできます。
- 上級ユーザの場合はさらに、スクリプトを作成、実行して、データのスタイルを設定することもできます。
描画スタイルの選択
ユーザが必要なフィーチャ クラスの描画ツールを選択すると、最初スタイルはスケッチされたフィーチャに適用されます。[描画スタイルを選択]カタログに、フィーチャ クラスに適用できるスタイルが表示されます。詳細については、「フィーチャのスケッチ」を参照してください。
既存のフィーチャのスタイル設定
既存のフィーチャのスタイルを変更するには、フィーチャを選択した後、[スタイル パレット]から選択済みフィーチャまたはサーフェスへスタイルをドラッグ アンド ドロップします。スタイルをフィーチャまたはフィーチャ クラスに適用するには、[スタイル ルール]パネルを使用するか、[プロパティ パレット]で選択済みフィーチャの[手動スタイル]フィールドを使用します。
スタイル カタログは、フィーチャ クラス別のスタイルのコレクションです。
- スタイルおよびスタイル カタログは、[スタイル パレット]で作成、編集、および管理します。
- スタイル カタログの読み込みや書き出しは、.STYLES.JSON 形式で行います。
- 3D モデル スタイルまたはマテリアル スタイルをスタイル カタログに追加
[スタイル ルール]では、式に基づいて表示スタイルをフィーチャまたはフィーチャ クラスに適用します。たとえば、複数のタイプの建物が含まれている建物データを読み込む場合は、データ ソースのプロパティ値に基づいて建物にさまざまなスタイルを適用するスタイル ルールを定義できます。スタイル ルールの式を作成しなかった場合は、ユーザが作成したスタイル ルールがフィーチャ クラス全体に適用されます。
注: スタイル ルールとルール スタイルは異なります。
- スタイル ルールとは、式を使用して個々のフィーチャまたはフィーチャ クラスに表示スタイルを割り当てる方法のことです。
- ルール スタイルとは、元のデータ ソースのプロパティに基づいて、またはスタイル カタログのスタイルを使用して、読み込まれたデータに表示スタイルを適用できるモデルのプロパティのことです。
[ルール スタイル]プロパティは、
読み込み中および
設定中に、読み込まれたデータの[データ ソース設定]ダイアログ ボックスに表示されます。
[ルール スタイル]プロパティは、以下の目的で使用します。
- 読み込まれたデータの既定のスタイルを指定します。
- データ ソース プロパティを[ルール スタイル]として指定した後、データ ソース プロパティの個々の値のスタイル ルールを作成します。
注: [手動スタイル]プロパティは選択したフィーチャの[ルール スタイル]プロパティを優先します。
[プロパティ パレット]の[手動スタイル]プロパティを編集します。