調整計算の後に、カイ二乗テストが、事前標準偏差と帰納的平均エラーの間で起こりうる食い違いを指摘します。適切な計算モデルを用意するために、現在の計算プロジェクトの標準偏差を調整することができます。
[推定標準偏差の更新]ダイアログ ボックスでは、事前標準偏差の正規化された値を表示し、推定値を帰納値と比較します。
事前標準偏差を調整するには
注:ダイアログ ボックスに、現在の計算プロジェクトのすべての測定値グループが表示されます。同じタイプの測定値グループが複数ある可能性があります。
このアップデートでは、計測の計算プロジェクトに保存された値のみ修正します。それは、計測器の設定に影響しません。
事前標準偏差の更新 |
説明 |
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測定値グループ |
測定値グループは、計測器等、同じ外部条件下で観測された観測値を要約します。各測定値グループで、値を調整できます。 |
新規の値 |
新しい値を指定します。たとえば、新規値として、A-帰納値を入力する、または、帰納値に近い値を入力します。 |
タキメータ<instrument name> |
タキメータの測定値グループの値を比較します。 |
距離 |
A-推定値、A-帰納値は、センタリング エラーの影響を含んでおり、1000メートル(1キロメートル)の距離に基づいています。 |
距離のパラメータA 距離のパラメータB |
距離のパラメータは、センタリング エラーの影響を含んでいませんが、センタリング エラーの新規値を、別々に入力することができます。 |
水平角度 |
A-推定値、A-帰納値は、センタリング エラーの影響を含んでおり、1000メートル(1キロメートル)の距離に基づいています。新規の値は、センタリング エラーの影響を含みませんが、センタリング エラーの新しい値を別途、入力することができます。 |
鉛直角 高さの相違 |
A-推定値、A-帰納値、ならびに、新規値は、センタリング エラーを含みません。 |
センタリング エラー |
センタリング エラーは、距離の測定値と水平角度に影響を与えます。 |
変換またはGPS<instrument name> |
変換またはGPSの測定値グループの値を比較します。 |
座標 |
可動ポイントの値を比較します。 |
正確性の異なるレベルの測定値を持っている場合は、異なる計測器を使用します。