ライセンス転送ユーティリティの役割について説明します。
スタンドアロン製品ライセンスは、コンピュータから別のコンピュータに、一時的にまたは永久に転送することができます。一般的には、一時的な転送は、出張中にポータブル コンピュータで製品を実行したい場合などに行います。製品とスイートの両方のライセンスの転送を処理するには、ライセンス転送ユーティリティを使用します。このプロセスでは、まず 1 台目のコンピュータからオートデスクのサーバにオンラインでライセンスをエクスポートし、次にこのライセンスを 2 台目のコンピュータにインポートします。
一部の Windows ベース製品の場合、インストーラの[ツールとユーティリティ]タブからライセンス転送ユーティリティをインストールすることができます。その他の場合は、インストーラの製品環境設定パネルで[ライセンス転送ユーティリティ]を選択します。
ライセンス転送ユーティリティは、カスタム スタンドアロン インストレーション オプションです。インストール中は、各コンピュータの製品ごとに一意のショートカットが作成されます。
ライセンスの転送は、製品のシリアル番号またはプロダクト キーに基づいて行われます。オートデスクのライセンスをエクスポートできるようにするには、その前に、シリアル番号とプロダクト キーを使用してアクティベーションしていなければなりません。ライセンスのインポートの間、先にアクティベーションされ、エクスポートされたライセンスは、同じシリアル番号を使用してインストールされた製品またはスイートにインポートされます。アクティベーションがインポート コンピュータに転送され、ライセンスの転送が完了します。
ライセンスの転送回数に制限はありませんが、同時にエクスポートできるライセンスの最大数は、所有している製品のシート数と同じです。たとえば、ライセンスでカバーされているシートが 5 つの場合、最大 5 つのライセンスのエクスポートをいつでも実行できます。
オートデスク製品を更新する と、以前のライセンスのオンライン ライセンス転送は行えなくなります。
ライセンス転送ユーティリティを使用して製品ライセンスをコンピュータ間で転送できますが、ライセンス契約によって製品を 2 台以上のコンピュータにインストールすることが禁止されている場合もあります。ライセンス契約を調べ、ライセンス転送ユーティリティの使用が許可されているかどうかを確認してください。
Autodesk サービス&サポートの、How to Transfer Stand-Alone Licenses Online。