カメラの照準を合わせる

カメラ ツールを使用して、現在選択しているビューのカメラの照準を合わせることができます。カメラの照準を合わせることは、ファインダをのぞいてカメラを上下に向けたり、自分が対象物の方へ移動してシーン内のオブジェクトをフレームに収めるようなものです。

現在ビューに使っていないカメラを移動する方法の詳細については、カメラを別の場所に移動するを参照してください。

カメラ ツールを使用するには

  1. ビューで次のいずれかを行ってください。
    • ビュー > カメラ ツール(View > Camera Tools)をクリックし、使用するツールを選択してから、カーソルをドラッグしてツールを使用します。
    • ビュー > カメラ ツール(View > Camera Tools) > をクリックし、オプションを設定してから閉じる(Close)をクリックします。
    • ツール設定の詳細については、ビュー > カメラ ツール(View > Camera Tools)を参照してください。
      ヒント:
      • キーの組み合わせを使用して、カメラをタンブル(Tumble)トラック(Track)ドリー(Dolly)することができます。詳細については、選択、ツール、アクション(『Maya の基本』マニュアル)を参照してください。
      • カメラ ツールのオプション ウィンドウで既定の設定を変更した場合、次の操作に備えて、ツールのリセット(Reset Tool)ボタンを押してツールを既定の設定に戻しておいてください。
      • ビューを繰り返しズームおよびタンブルし、その後に既定のカメラのビューを見る必要がある場合には、ビュー > 既定のビュー(View > Default View)を選択します。
      ヒント:
      カメラをカーブのパスに沿う方向に向けたい場合は、次の手順に従ってカメラをカーブにアタッチします。
      1. カメラおよびエイム(Camera and Aim)を作成します。カメラの階層を camera_group、camera、camera_aim のノードで構成します。
      2. ロケータを 2 つ作成します。ロケータを移動して、1 番目のロケータがカメラと同じ位置にあり、2 番目のロケータがカメラのエイムと同じ位置にあるようにします。
      3. camera_group を 1 番目のロケータの下位にペアレント化します。
      4. camera_aim を 2 番目のロケータの下位にペアレント化します。
      5. 1 番目のロケータとカーブを選択し、次にアニメート > モーション パス > モーション パスにアタッチ(Animate > Motion Paths > Attach to Motion Path) > を選択してモーション パス(Motion Path)を作成します。モーション パスにアタッチ オプション(Attach to Motion Path Options)ウィンドウで、フロント軸(Front Axis)として Z を選択します。追従(Follow)バンク(Bank)にチェック マークが付いていることを確認し、アタッチ(Attach)をクリックします。
      6. 2 番目のロケータを 1 番目のロケータの下位にペアレント化します。
      7. カーブ スナップ(Snap to Curve)をオンにして、Ctrl キーを押しながら 2 番目のロケータをカーブまでドラッグします。ロケータがカーブにスナップされます。
      8. アニメーションを再生します。カメラはカーブのパスの方向を向いたままになります。カメラがカーブに沿って後方に移動している場合は、ロケータをカーブのもう一方のサイドに移動してみます。