フィールドのタイプおよびアトリビュートは、そのフィールドのエフェクトの種類を指定します。フィールド アトリビュートは、フィールドを作成する前に設定することができます。あるいは、既定のフィールドを作成し、作成後にアトリビュートを設定変更することもできます。
フィールドを作成する前にフィールド アトリビュートを設定するには
- ダイナミクス(Dynamics)または nDynamics メニュー セットからフィールド(Fields) > フィールド名 > を選択し、フィールドのオプション ウィンドウを表示します。
- アトリビュートを設定します。
スライダの既定の範囲を超える値を入力するには、テキスト ボックスに値を入力します。
- 作成(Create)をクリックしてフィールドを作成します。
フィールドを作成してからフィールド アトリビュートを編集するには
- 編集するフィールドを選択します。
ヒント:
フィールドに接続しているパーティクル オブジェクトを選択して、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)でフィールドのタブを表示することができます。
- 次のいずれかを実行します。
- アトリビュート エディタ(Attribute Editor)またはチャネル ボックス(Channel Box)を使用して、アトリビュートを設定します。アトリビュートについては、この章の各フィールドの説明部分で解説します。
- 普段使用されるフィールド アトリビュートは、ワークスペース マニピュレータを使用して編集することができます(ワークスペース マニピュレータを使ってフィールド アトリビュートを設定するを参照)。
ヒント:
キーまたはエクスプレッションによってフィールド アトリビュート値を設定することにより、フィールド エフェクトをアニメートすることができます。一部のフレームでフィールドのエフェクトをオフにするには、このマグニチュード(Magnitude)アトリビュートの値に 0 をキー設定します。マグニチュード(Magnitude)を徐々に補間する代わりに、突然、0 に変えたい場合は、キー接線(Tangents)がステップ(Stepped)になっていることを確認します。
ボリューム コントロール アトリビュート(Volume Control Attributes)とボリューム スピード アトリビュート(Volume Speed Attributes)を設定する
アトリビュート エディタ(Attribute Editor)とエミッタの作成(Create Emitter)のオプション ウィンドウでは、ボリュームのシェイプに適用できないアトリビュートはグレー表示になります。ただし、チャネル ボックス(Channel Box)はグレー表示の機能をサポートしていません。ボリュームのフィールド アトリビュートを編集する場合、それぞれのボリューム シェイプに適用するアトリビュートに慣れるまでは、チャネル ボックス(Channel Box)ではなくアトリビュート エディタ(Attribute Editor)を使用することをお勧めします。ボリューム トラップ、軸マグニチュード(Axial Magnitude)、カーブ半径(Curve Radius)アトリビュートなどの一部のボリューム コントロール アトリビュートは、アトリビュート エディタでのみ使用可能です。
ボリューム フィールド アトリビュート(Volume Field Attributes)とボリューム スピード アトリビュート(Volume Speed Attributes)を設定するには
- フィールドを選択し、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)を表示します。
ヒント:
フィールドに接続しているパーティクル オブジェクトを選択して、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)でフィールドのタブを表示することができます。
- ボリューム シェイプ アトリビュートに値を入力します。
詳細については、ボリューム コントロール アトリビュート(Volume Control Attributes)とボリューム スピード アトリビュート(Volume Speed Attributes)を参照してください。
ボリューム フィールドの使用法のヒント
- 渦フィールドの動作は、トーラス(Torus)のフィールドの場合でも、まだ軸(Axis)アトリビュートによって制御されます。トーラスのセクション軸の周囲を回る円形のモーションが必要な場合は、ボリューム軸(Volume Axis)フィールドを使用します(ボリューム軸フィールドを使用するを参照)。
- ボリューム フィールドを変形したり微調整したりすることはできません。ボリュームフィールドを変形したり微調整したりできるのは、提供されている種類のボリュームに限定されます。一般的なボリュームを使用することはできません。
- フィールドの最大距離(Max Distance)アトリビュートも、ボリュームを使用して適用します。
- フィールド アトリビュートの場合はマニピュレータはありません。
- ボリューム トラップ アトリビュートを使用すると、ボリューム フィールド内部でオブジェクトをトラップできます。詳細については、ボリューム トラップを参照してください。
- 軸マグニチュード(Axial Magnitude)を使用すると、ボリューム シェイプ フィールドまたはボリューム軸カーブの軸に沿ってマグニチュード(Magnitude)フィールドを設定できます。詳細については、軸マグニチュード(Axial Magnitude)を参照してください。
- ボリューム軸カーブを操作するときに、カーブ半径(Curve Radius)ランプを使用して、断面の半径(Section Radius)をカーブの軸に沿ってスケールできます。詳細については、カーブ半径(Curve Radius)を参照してください。