スプライン IK カーブを使用してジョイントのポーズを設定する

スプライン IK NURBS カーブの CV を操作するには

  1. NURBS カーブを選択します。
  2. ディスプレイ > NURBS (Display > NURBS) > CV (CVs)をオンにします。
  3. ディスプレイ > NURBS (Display > NURBS) > ハル(Hulls)をオンにします。
  4. NURBS カーブ上の CV を選択します。
    ヒント:

    カーブの操作を簡単にするには、カーブの CV のグループをクラスタ化します。クラスタの作成方法に関する詳細については、デフォーマの章を参照してください。

  5. 次のいずれかを実行します。
  6. CV をドラッグします。

    これにより、スプライン IK ジョイント チェーンが移動します。

スプライン IK NURBS カーブ上の各 CV のクラスタ デフォーマを作成するには

  1. スプライン IK カーブを選択します。
  2. サーフェス(Surfaces)メニュー セットから、カーブの編集 > 選択範囲 > クラスタ カーブ(Edit Curves > Selection > Cluster Curve)を選択します。

スプライン IK カーブ上の各 CV にクラスタ デフォーマが作成されます。

ジョイント チェーンの回転またはツイストを行うには

  1. スプライン IK ハンドルを選択します。
  2. 修正 > トランスフォーム ツール > マニピュレータの表示ツール(Modify > Transformation Tools > Show Manipulator Tool)を選択します。

    ツイストおよびローリング用円形マニピュレータが、スプライン IK チェーンの開始ジョイントと終了ジョイントに表示されます。

  3. 次の操作を実行します。
    • ジョイント チェーン全体をローリングするには、開始ジョイントにある円形マニピュレータをドラッグします。
    • ジョイント チェーンをツイストするには、終了ジョイントにある円形マニピュレータをドラッグします。
    • ツイストと回転を調整するには、IK ハンドルを選択し、チャネル ボックス(Channel Box)またはアトリビュート エディタ(Attribute Editor)内でツイスト(Twist)アトリビュートとロール(Roll)アトリビュートの値を入力する方法もあります。

カーブに沿ってジョイント チェーンをスライドさせるには

  1. スプライン IK ハンドルを選択します。
  2. アトリビュート エディタ(Attribute Editor)で、ikHandle ノードのタブを選択します。
  3. IK ソルバ アトリビュート(IK Solver Attributes)セクションで、ルートをカーブ上に(Root On Curve)をオンに設定します。

    スプライン IK ハンドルの開始ジョイントがカーブ上の特定の位置に固定されます。また、カーブに沿って開始ジョイントをスライドさせるためのオフセット マニピュレータが使用できるようになります。

  4. 修正 > トランスフォーム ツール > マニピュレータの表示ツール(Modify > Transformation Tools > Show Manipulator Tool)を選択します。

    オフセット マニピュレータが開始ジョイントの位置に表示されます。

  5. 次のいずれかを実行します。
    • このマニピュレータをクリック & ドラッグして、カーブに沿ってジョイント チェーンをスライドさせます。

    開始ジョイントをカーブのエンド ポイントにドラッグすると、子ジョイントがカーブの終端から直線方向に向かって伸びます。

    • アトリビュート エディタ(Attribute Editor)オフセット(Offset)フィールドに値を入力して、スプライン IK チェーンのルートをカーブに沿って移動します。
      注:
      • カーブの末端を越えてオフセット マニピュレータをドラッグすることはできません。
      • ルートをカーブ上に(Root On Curve)をオフにすると、オフセット(Offset)アトリビュートは無視されます。

スプライン IK カーブを移動、回転、スケールするには

  1. スプライン IK カーブを選択します。
  2. 次のいずれかを実行します。
    • ツール ボックス(Tool Box)から、移動ツール(Move Tool)を選択します(既定のホットキーは w キー)

    移動用変換マニピュレータが表示されます。

    • ツール ボックス(Tool Box)から、回転ツール(Rotate Tool)を選択します(既定のホットキーは e キー)

    回転用変換マニピュレータが表示されます。

    • ツール ボックス(Tool Box)から、スケール ツール(Scale Tool)を選択します(既定のホットキーは r キー)

    スケーリング用変換マニピュレータが表示されます。

  3. 移動、回転、スケール ツールを使用して、カーブを移動、回転、スケールします。
    注:

    ツール オプションで、ルートをカーブ上に(Root on Curve)をオフに設定してスプライン IK ハンドルを作成した場合は、カーブを移動、回転、スケールしても、開始ジョイントは移動しません。

関連項目