Range

Range 要素は値のスケーリングおよびオフセットにより入力ドメインを出力範囲にマップします。

minInValue が存在する場合、minOutValue も必ず存在し、結果が低い方の端にクランプされます。同様に、maxInValue が存在する場合、maxOutValue も必ず存在し、結果が高い方の端にクランプされます。minInValue、minOutValue、maxInValue、maxOutValue のいずれも存在しない場合、Range オペレータはビット深度の変換のみを行います。

minInValue および maxInValue のスケーリングは入力ビット深度に基づき、minOutValue および maxOutValue のスケーリングは出力ビット深度に基づきます。

最小値と最大値が両方指定されている場合、Range の式は次のようになります。
最小値のみが指定されている場合、式は次のようになります。
最大値のみが指定されている場合、式は次のようになります。
この場合:

下位要素

  • 修正される問題。オプション、任意の数です。
  • minInValue。オプション、1 以下です。
  • minOutValue。オプション、1 以下です。
  • maxInValue。オプション、1 以下です。
  • maxOutValue。オプション、1 以下です。
  • DynamicParameter。オプション、1 以下です。パラメータ属性は "DEFAULT_LOOK" に設定する必要があります。

上位要素

アトリビュート

id、name、bypass、inBitDepth、outBitDepth
共通オペレータ アトリビュート」を参照してください。

<ProcessList id="7f5b1560-fec4-4603-aa8d-c55bf5e22280" version="1.2">
    <Description>10-bit full range to SMPTE (legal) range.</Description>
    <InputDescriptor>generic RGB</InputDescriptor>
    <OutputDescriptor>generic RGB</OutputDescriptor>
    <Range inBitDepth="10i" outBitDepth="10i">
        <minInValue>  0.0000</minInValue>
        <maxInValue>1023.0000</maxInValue>
        <minOutValue> 64.0000</minOutValue>
        <maxOutValue>940.0000</maxOutValue>
    </Range>
</ProcessList>