ASC_CDL 演算子は、American Society of Cinematographers (全米撮影監督協会)の Color Decision List フォーマット(*.ccc または *.cdl)でカラー変換を表します。
ASC CDL トランスフォームは、各 RGB チャネルに個別に適用される slope-offset-power (SOP)関数と、その後ですべてのチャネルに均等に適用される saturation 関数で構成されています。
Academy/ASC XML カラー変換形式に対するオートデスクの拡張機能です。
導入
バージョン 1.3。
下位要素
- 修正される問題. オプション、任意の数です。
- SOPNode. オプション、1 以下です。省略した場合は、slope-offset-power 関数は適用されません。
- SatNode. オプション、1 以下です。省略した場合は、saturation 関数は適用されません。
- DynamicParameter. オプション、1 以下です。パラメータ属性は "DEFAULT_LOOK" に設定する必要があります。
上位要素
アトリビュート
- id、name、bypass、inBitDepth、outBitDepth
- 「共通オペレータ アトリビュート」を参照してください。
- スタイル
- 演算子によって適用される式を設定します。 注: 計算式は、入力と出力のビット深度は浮動小数点であると仮定しています。整数の場合、値は[0.0, 1.0]に正規化されます。つまり、CTF ファイルに格納されている slope、offset、power、saturation の値は、入力と出力のビット深度に依存しません。注: 輝度のウェイトは、イメージは Rec.709 (HD、sRGB など)で指定された原色を使用すると仮定しています。
値 意味 "v1.2_Fwd" 
"v1.2_Rev" "v1.2_Fwd" の反転 "noClampFwd" "v1.2_Fwd" と同じだが、2 つの clamp 関数は含まれない。 
次に、power 関数が適用されます。
"noClampRev" "noClampFwd" の反転
例
<ProcessList version="1.3" id="7b42c76a-8c7a-4142-8b6e-1c467084075a"> <ASC_CDL id="cc01234" inBitDepth="16f" outBitDepth="16f" style="v1.2_Fwd"> <Description>scene 1 exterior look</Description> <SOPNode> <Slope>1.000000 1.000000 0.900000</Slope> <Offset>-0.030000 -0.020000 0.000000</Offset> <Power>1.2500000 1.000000 1.000000</Power> </SOPNode> <SatNode> <Saturation>1.700000</Saturation> </SatNode> </ASC_CDL> </ProcessList>