配置を作成するには

インストーラから新しい配置を作成するには、次の手順を実行します。このプロセスでは、インストールする各製品の既定の環境設定を受け入れて既定の配置を作成したり、配置内の 1 つまたは複数の製品の環境設定をカスタマイズしてカスタム配置を作成することができます。

重要: 管理イメージへのパスを指定する場合、製品のライフ サイクル全体に渡ってパスが同一であることを全ユーザに保証するうえで、ユニバーサル命名規則(UNC)パスを使用することを強くお勧めします。また、管理イメージを階層の深いサブフォルダに置くと、Windows オペレーティング システムのパスの長さ制限を超える危険性があります。\\serverXX\Deployments のように、サーバの最上位フォルダかその付近の場所に管理イメージを置くことにより、この可能性を回避することができます。
  1. コンピュータ上で実行中のプログラムをすべて終了します。
  2. インストーラを起動します。
  3. 最初のページで言語を選択できる場合は、配置手順で使用する言語を選択し、[配置を作成]をクリックします。
  4. [環境設定<名前>]ページの[管理イメージ]セクションで次のデータを指定します。
    1. この配置と他の配置と区別するため、ユーザ グループ、プラットフォーム、または他の属性を説明する配置の名前を入力します。
    2. 管理イメージを作成して格納する共有ネットワーク フォルダへのパスを入力するか、[参照]して指定します。ユーザは、この場所からプログラムをインストールします。
    3. 対象となるオペレーティング システムに 64 ビットを選択します。
    4. この環境設定に必要な製品のみを含めるかどうかを選択します。
      • これを選択した場合、将来、製品を追加するために配置を修正することができなくなります。
      • これを選択しない場合、管理イメージには利用可能な製品がすべて含まれ、将来、任意の方法で現在の配置を修正することができます。
  5. [インストール設定]セクションで、次のオプションの 1 つまたは複数を選択します。
    • サイレント モードは、ユーザ入力なしに、インストールをバックグラウンドで実行します。
      注: サイレント モードでは、インストール完了時に警告は表示されずに、ユーザのコンピュータは自動的に再起動されます。
    • 各ワークステーションのログ ファイルを使用して、ユーザはインストレーションを確認したり、問題を解決できます。
    • ネットワーク ログ ファイルで、ネットワーク管理者はすべてのインストレーションのデータを一括して確認できるようになります。
      注: ネットワーク ログ ファイルは、配置のユーザが読み書きアクセスできる共有フォルダに格納する必要があります。共有フォルダにない場合、ユーザのインストレーションのログ データはログ ファイルに書き出されません。
  6. オートデスク ソフトウェア使用許諾契約を確認して同意します。
  7. [製品情報]ページで、ライセンスの種類を選択し、シリアル番号とプロダクト キーを入力します。このデータが有効な場合、緑のチェック マークが表示されます。
  8. 製品情報が正しいことを確認したら、[次へ]をクリックします。
  9. [配置を作成] > [環境設定]ページで、配置に含める製品を選択します
  10. 製品の環境設定が必要な場合は、製品名をクリックして環境設定パネルを開くと、設定の確認および変更ができます。
    重要: 選択した環境設定は、配置からインストールされる製品のすべてのインスタンスに適用されます。配置の作成後に、これらの設定を変更するには、配置を修正する必要があります。

    環境設定は製品によって大きく異なります。詳細は、製品の「インストレーション ヘルプの補足」を参照してください。

  11. [作成]をクリックして、配置を作成します。

    配置が作成されると、[配置環境設定の完了]ページが開き、新しい配置へのパスと、製品をオンライン登録するためのリンクが表示されます。

  12. この画面の使用を終了したら、[完了]をクリックします。