モデルの複製
前のチュートリアルで使用した Speedo モデルのコピーを複数作成します。
注:
このチュートリアルでは、
「Speedo_initial」
スタディを使用します。このスタディは、「
初期設定(チュートリアル)
」で作成したものです。
「
初期設定
」チュートリアルを既に終了している場合は、次の手順で、このスタディにアクセスします。
注:
モデルを複製する前に、このチュートリアルの操作を実行して、射出位置と成形条件を最適化しておくことが重要です。モデルの最適化の詳細については、「
初期設定(チュートリアル)
」を参照してください。
([スタートアップ]タブ
>
[開始]パネル
>
[プロジェクトを開く])
をクリックします。
[プロジェクトを開く]
のリストから、
[Speedo tutorial]
プロジェクトを選択します。
[開く]
をクリックします。
「
初期設定
」チュートリアルを完了していない場合は、
([スタートアップ]タブ
>
[開始]パネル
>
[新規プロジェクト])
をクリックします。
[新規プロジェクトの作成]
ダイアログ ボックスの
[プロジェクト名]
に「
Speedo tutorial
」と入力します。
[OK]
をクリックします。
([ホーム]タブ
>
[インポート]パネル
>
[インポート]
)をクリックします。
チュートリアル ファイルにナビゲートします(通常、
C:\Users\Public\Public Documents\Autodesk\Simulation Moldflow Adviser xxxx\tutorials
)。
[speedo_initial.sdy]
スタディ ファイルを選択して、
[開く]
をクリックします。
[完了]
をクリックして、インポートを完了します。
次に、このスタディをコピーして名前を変更します。
[プロジェクト]
パネルの
[タスク]
タブを選択します。
[Speedo_initial]
というスタディ名を右クリックします。メニューから
[複製]
を選択します。
プロジェクト ビュー
ペインに、
[Speedo_initial(コピー)]
という名前が新たに表示されます。
[Speedo_initial (コピー)]
を右クリックして、メニューから
[名前の変更]
を選択します。
スタディ名の部分が、テキスト ボックスに変わります。
「
Speedo_multi
」という名前に変更します。
テキスト ボックスの外をクリックすると、新しい名前が有効になります。
さらに、モデルを複製して、単純な 2 x 2 個のキャビティを持つ金型を作成します。
[Speedo_multi]
スタディをクリックして開きます。
ViewCube
を使用して、
[前面ビュー]
を選択します。
([ホーム]タブ
>
[作成]パネル
>
[形状])
をクリックし、[形状]タブを開きます。
([形状]タブ
>
[レイアウト]パネル
>
[回転])
をクリックします。
[回転]
ペインが表示されます。
モデルをクリックして選択します。
[回転]
座標フィールドが編集可能になります。
[成形品の中心の使用]
を選択します。
[Z]
軸フィールドに「180」と入力し、
[適用]
をクリックします。または、
Z
軸の
または
を 2 回クリックします。
成形品が
Z
軸を中心に 180 度回転します。成形品は複製を行うために、射出位置が適切な方向を向きました。
([形状]タブ
>
[金型タイプ]パネル
>
[1 個取り])
をクリックし、
[金型タイプ]
ドロップダウン リストから
[多数個取り]
を選択します。
([形状]タブ
>
[レイアウト]パネル
>
[複製])
をクリックします。
[複製]
ペインが表示されます。
レイアウト パターンから、
[格子状]
を選択します。
[格子状レイアウトのスケッチ]
で
[配置]
をクリックし、グリッド レイアウトを
[2 x 2]
で選択します。
[配置]
機能を使用すると、複写する成形品のレイアウト配置のプレビューができるだけではなく、作成する行と列の数を指定することができます。
[配置]
機能を使用すると、
[行]
と
[列]
の値は、選択したレイアウトに応じて更新されます。また、
[行]
と
[列]
に値を入力して、指定することもできます。
[行間隔]
に「
75
」mm と入力します。
[間隔の開始位置]
ドロップダウン リストで
[選択のエッジ]
を選択していることを確認します。
[列間隔]
に「
75
」mm と入力します。
[間隔の開始位置]
ドロップダウン リストで
[選択のエッジ]
を選択していることを確認します。
ヒント:
[エンティティの総数]
セクションで、作成するエンティティの数を確認できます。2 x 2 個のキャビティを持つ金型を作成しているので、
[エンティティの総数]
は 4 になります。
[OK]
をクリックするか、
[Enter]
キーを押します。
これでモデルの複製が完了しました。
親トピック:
多数個取り金型のモデリング(チュートリアル)
次のトピック:
フィード システム要素プロパティの指定