このタスクでは、冷却システム ウィザードを使用して、単純な冷却回路レイアウトを設計します。
冷却システム ウィザードでは、冷却システムに考えられるフィーチャーをすべて作成できるわけではありませんが、簡単な初期レイアウトを作成する場合には優れた方法です。このレイアウトは、バブラーやバッフルなどの冷却補助要素を持つ複雑な冷却システムのベースとして使用できます。
上図のようなモデルの向きである場合に、冷却回路ウィザードを使用すると、XY 平面に冷却回路が作成されます。下図は作成された不適切な冷却回路を示してます。
冷却管間の距離が長すぎると考えられます。
次に、ウィザードで自動的に適用した冷媒入口パラメータを確認して、両方の回路の冷媒入口温度を「30℃」に変更します。
冷却回路の一部またはすべてを手動で作成することもできます。冷却回路ウィザードを使用して冷却回路を作成した後で、直径を変更することもできます。このためには、 [選択]をクリックし、変更する冷却回路セグメントを右クリックして、
[プロパティ]
を選択します。
[スタディ タスク]ペインの各項目の横に チェックマークが表示され、[解析実行]手順がアクティブになっています。これは、解析に必要な準備手順がすべて完了したことを示します。これで、金型を解析に使用できるようになりました。[スタディ タスク]ペインで
[解析実行]アイコンをダブルクリックすると、解析が開始します。使用しているコンピュータによっては、解析に 10 分以上かかります。解析は既に実行済みなので、次のタスクではこの解析について説明します。
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