加熱要素
加熱ランナーには、内蔵された加熱システムが必要です。ホット ランナー システムでは、いくつかの加熱要素を使用します。
加熱要素には、ランナーを内側から加熱する細長いプローブから、金型半分の分割部を加熱する大規模なマニホールド ヒーターまであります。加熱要素の選択は、金型の大きさと用途に応じて行います。次のような加熱要素があります。
ストリップ ヒーター
カートリッジ ヒーター
バンド ヒーター
コイル ヒーター
チューブラー ヒーター
セラミック ヒーター
このセクションの内容
加熱要素を使用したホット ランナーの加熱
ヒーター要素をモデリングして、ホット ランナーの加熱に使用できます。この機能を利用するには、冷却(FEM)解析順序を設定する必要があります。
ヒーター(3D)ダイアログ ボックス
[ヒーター(3D)]
ダイアログ ボックスを使用して、ホット ランナーの加熱要素のシミュレーションを設定します。このダイアログ ボックスにアクセスするには、加熱要素四面体を選択して右クリックし、ドロップダウン メニューから
[プロパティ]
を選択します。
ヒーター(3D)の時間ダイアログ ボックス
このダイアログ ボックスにアクセスするには、
[ヒーター(3D)]
ダイアログ ボックスを開き、
[ヒーター制御]
に
[時間]
を選択し、
[指定]
をクリックします。
[ヒーター(3D)の熱電対]ダイアログ ボックス
このダイアログ ボックスにアクセスするには、
[ヒーター(3D)]
ダイアログ ボックスを開き、
[ヒーター制御]
に
[熱電対]
を選択し、
[指定]
をクリックします。
[目標温度を伴うヒーター(3D)の時間]ダイアログ ボックス
このダイアログ ボックスにアクセスするには、
[ヒーター(3D)]
ダイアログ ボックスを開き、
[ヒーター制御]
に
[目標温度を伴う時間]
を選択し、
[指定]
をクリックします。
カートリッジ ヒーター
カートリッジ ヒーターは、直線的な剛体管内のコイル状の抵抗線から構成されます。これは、内部加熱ドロップとマニホールド、および外部加熱マニホールドでも使用できます。
親トピック:
ホット ランナー: 加熱ランナー
関連概念
ヒーター(3D)ダイアログ ボックス
ヒーター(3D)の時間ダイアログ ボックス
[ヒーター(3D)の熱電対]ダイアログ ボックス
[目標温度を伴うヒーター(3D)の時間]ダイアログ ボックス
関連タスク
加熱要素を使用したホット ランナーの加熱