アプリケーションとドキュメント
Revit プラットフォーム API の上位レベル オブジェクトはアプリケーションとドキュメントです。これらは、Application クラス、UIApplication クラス、Document クラス、UIDocument クラスで表現されます。
- アプリケーション オブジェクトは個別の Revit セッションを参照し、ドキュメント、オプション、その他のアプリケーション全体のデータと設定へのアクセスを提供します。
- Autodesk.Revit.UI.UIApplication - アプリケーションの UI レベルのインタフェースを提供します。ユーザ インタフェースへの RibbonPanel の追加機能、ユーザ インタフェースでのアクティブなドキュメントの取得機能などがあります。
- Autodesk.Revit.ApplicationServices.Application - 他のすべてのアプリケーション レベルのプロパティにアクセスできます。
- ドキュメント オブジェクトは、建築モデルを表す単一の Revit プロジェクト ファイルです。Revit では、複数のプロジェクトを開くことができ、1 つのプロジェクトに複数のビューを開くことができます。
- Autodesk.Revit.UI.UIDocument - 選択内容など、ドキュメントの UI レベルのインタフェースを提供し、点を選択するようユーザに要求する機能があります。
- Autodesk.Revit.DB.Document - 他のすべてのドキュメント レベルのプロパティにアクセスできます
- 複数のドキュメントが開いている場合、Revit セッションでビューがアクティブになっているものがアクティブなドキュメントです。
この章では、すべての Application と Document 機能を説明し、その後でファイル管理、設定、単位に焦点を当てます。Element クラスの詳細については「要素の基本」と「要素を編集する」を、ビュー要素の詳細については「ビュー」を参照してください。