パラメータ

パラメータ

Revit には、各要素に編集可能な一連のパラメータを設定するための一般的なメカニズムが備わっています。Revit UI では、Element プロパティ パレットには一部の要素パラメータが表示されます。このセクションでは、Revit プラットフォーム API を使用して組み込みパラメータを取得、使用する方法を説明します。ユーザ定義の共有パラメータの詳細は、「共有パラメータ」を参照してください。

Revit プラットフォーム API では、パラメータは Element クラスで管理されます。パラメータは次のような方法でアクセスできます。

組み込み ID、定義、GUID が分かっている場合は、オーバーロードされた Parameter プロパティを使用して、Element から Parameter オブジェクトを取得できます。パラメータ[GUID]プロパティ オーバーロードはそのグローバル固有 ID (GUID)に基づいて共有パラメータを取得します。GUID は共有パラメータの作成時に割り当てられます。

Element.LookupParameter()メソッドはローカライズされた名前に基づいてパラメータを取得するため、名前でパラメータを検索する場合はコードで異なる言語を処理できるように設定し、複数のロケールで実行する必要があります。また、既に同じ名前の組み込みパラメータがある場合でも、共有パラメータやプロジェクト パラメータを要素カテゴリにバインドすることができるため、同じ名前を持つ複数のパラメータの一致が発生することがあります。このため、指定された名前に一致するすべてのパラメータを返す Element.GetParameters()を使用することをお勧めします。Element.LookupParameter()は、最初に一致するものを返します。