受動冷却: 内部、ベント

ベントのある、受動装置内の部品は自然対流、伝導、輻射により冷却されます。空気の温度の違いが密度の勾配をもたらし、空気を動かします。空気はベントを通って装置に流入し、流出します。空気の動き、伝導、輻射により発熱した部品から周囲環境へと熱が伝達されます。

受動的に冷却される、ベントのある装置内のフローは多くの場合層流であり、放熱には輻射が大きな役割を果たします。

適用事例

モデリング戦略

材料

境界条件

メッシュ

高品質な解析モデルのための基本的ガイドラインとして、メッシュ分布が流れと温度の勾配を効率的に計算するのに十分であることが挙げられます。流れに循環または大きな勾配がある領域(伴流、渦、分離領域など)では、より細かいメッシュが必要となります。

ほとんどのモデルでは、メッシュ分割に自動サイズを使用します。非常に細かい幾何フィーチャーについては、局所的なメッシュの細分割が必要となる場合があります。メッシュの自動サイズ設定とモデルの準備についての詳細

一部のケースでは、最小細分割長を調整し、細分割がメッシュ数に与える影響を低減する必要があるかもしれません。

急勾配の流れ領域でメッシュの局所的細分割を実施するには

実行

結果抽出

流れの分布

部品温度

その他の一般情報については、結果の可視化向けの様々なツールを用いて、流れや温度に関する結果を抽出してください。

避けるべき事項