概要: キャビテーションのシミュレーションを安定化します。
フラグ
cav_difu_orders A
A = キャビテーション方程式(液体体積分率)拡散係数と運動量方程式との桁数の差
説明
A < 0
液体分率方程式拡散係数は、粘度より桁数がA桁小さくなります(例えば、A = -3の場合、拡散係数 = 0.001 * 粘度)。
A > 0
拡散係数は、粘度よりA倍大きい数値になります。(例えば、A = 4の場合、拡散係数 = 10000 * 粘度です)。
拡散は、キャビテーション解析を数値的に安定させる役割を果たします。デフォルト値は-6なので、デフォルトの拡散係数は 0.000001 * 粘度です。
解析が収束困難な場合は、値を大きくします。-3の値に設定すると、拡散係数が0.001 * 粘度と大きくなります。通常は、これにより安定性が向上します。