PVDesigner は Autodesk Simulation のプログラムです。このプログラムによって交差円筒、すなわち圧力容器を容易に作成できます。このパッケージはユーザが与える仕様(次元)を取り、プレート要素またはブリックいずれかのメッシュ モデルを作成します。図 1 にインタフェースを示します。
図 1: PVDesigner インタフェース
[ツールバー]コマンドを使用します。
[基本設定]
[座標軸/寸法尺度]コマンドを使用します。 PVDesigner にアクセスするには、
[新規]をクリックします。 [PVDesigner]アイコンをダブル クリックします。ファイル名、解析タイプ、および単位系を選択すると、[PVDesigner]ダイアログ ボックスが表示されます。
PVDesigner でメッシュを作成すると、入力パラメータ(円筒サイズ、ノズル次元など)を[ツール]
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[圧力容器]コマンドを使用して修正できます。PVDesigner で終了すると、ユーザ インタフェースで以前に定義された入力(要素定義、荷重、自作パーツなど)は、いずれも保持され、容器の新しいメッシュとマージされます。
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[圧力容器]で修正する前に異なる表示単位をアクティブにしても効果はありません。 | 機能 | 単一ノズル容器 | 複数ノズル容器 |
|---|---|---|
| モデル | ||
| プレートまたはシェル要素 | はい(メッシュまたは IGES ファイル) | はい(メッシュまたは IGES ファイル) |
| ソリッド要素 | はい(メッシュまたは IGES ファイル) | はい(メッシュのみ) |
| 主円筒 | ||
| ノズルなしの容器を作成 | はい | はい |
| テーパ円筒 | いいえ(ヘッドに追加長さを使用) | はい |
| 長さ 0 円筒 | いいえ | はい |
| フープ方向の部分円筒 | はい | はい |
| 主円筒のフランジ | はい | はい |
| ノズル | ||
| 円筒のノズル タイプ | 円形 | 円形、楕円形、長方形 |
| 各ノズルでリパッド | はい | はい |
| ノズルでのフィーチャ領域 | はい | いいえ |
| ヘッドのノズル | はい | はい |
| ヘッドのノズル タイプ | 円形、楕円形、長方形 | 円形、楕円形、長方形 |
| テーパ ノズル | ヘッド上のみ | はい、主円筒およびヘッド |
| ヘッド | ||
| 円筒のヘッド | はい | はい |
| ノズルのヘッド | はい | はい |
| 切頭円錐 | はい(テーパされた追加長さを使用) | はい(テーパされた追加長さを使用) |
多くの場合、複雑な容器は、主円筒、ノズル、ヘッド、およびヘッド上のノズルの組み合わせを使用して、1 つの PVDesigner モデルにより作成できます。その他の場合においては、PVDesigner で複数のモデルを作成して、Autodesk Simulation においてマージできます。(各モデルを別個に作成してから、
[マージ]を使用します。) 図 2 および 3 に例を示します。
図 2: 複数ノズルを伴う球形容器
図 3: 複数のノズルおよびヘッドを伴う PVDesigner 容器の例
凡例:
単一ノズルで容器を作成する手順は、複数ノズルで容器を作成する手順とはいくらか異なります(図 1 など)。