採番スキーマ

採番スキーマを使用すると、ファイル、アイテム、および変更管理を Vault に追加する際の命名方法を設定できます。

採番スキーマは、3 つの既存のスキーマから選択したり、1 つまたは複数のパラメータを使用してカスタム採番スキーマを作成することができます。

マッピング済み

[マッピング プロパティ]ダイアログで、アイテムにマッピングされているユーザ定義プロパティに基づいてアイテム名が生成されます。

シーケンス

ファイルまたはアイテムに、連続する名前が生成されます。これは既定の採番スキーマであり、編集や削除することはできません。

変更管理
注: Vault 2015 R2 でのみ使用できます。

定義した固定テキスト、区切り文字、および自動生成の番号に基づいて、変更管理名が生成されます。

注: このトピックの「変更管理」セクションは Vault 2015 R2 にのみ適用されます。Vault 2015 の採番スキーマを使用する場合は、「変更管理採番スキーマ」を参照してください。

[カスタム]

カスタム デザインに基づいて、オブジェクト名が生成されます。この機能では、オブジェクトに関する情報を表す名前を割り振る採番スキーマを、柔軟に作成することができます。

採番のフィールドの基本

ファイル番号の個々の要素はフィールドと呼ばれます。以下の 5 つの基本的なフィールドがあります。

 

説明

自動生成

1001、1002、1003

オブジェクトが作成されるたびに、連続したファイル番号を自動的に作成します。ユーザ入力は必要ありません。

区切り

-

各フィールドを区切るために使用する、単一の文字です。たとえば、ハイフンなどです。

固定テキスト

2004

固定の値を各オブジェクト番号に割り当てる場合に使用します。

フリー テキスト

プロトタイプ

ユーザが追加情報を入力できる自由形式のフィールドを作成します。

定義済みリスト

青、黄、緑

オブジェクトを作成するたびにユーザが選択できる一覧が表示されます。

ワークグループ ラベル

WG1

番号が生成されたワークグループのワークグループ ID です。

採番スキーマの全般的なルール