CFD の速度フィールドを使用して単一のスプライン パスをトレースする

CFD シミュレーションの速度フィールドから特定の位置の移流によって 1 つまたは複数のスプラインを作成することができます。

  1. こちらの説明に従って、Simulation CFD ファイルを読み込みます。
  2. ヘルパー オブジェクト(たとえば、ポイント ヘルパーやダミー ヘルパー)を追加します。
  3. スプラインを開始する最初の頂点の位置にヘルパーを移動します。
  4. [作成](Create) > [AEC オブジェクト](AEC Objects) > [CFO ビジュアライゼーション](CFD Visualization) > [MCG: CFD スプラインを作成](MCG Create CFD Spline)を選択します。
  5. メッセージが表示されたら、まず CFDImportData オブジェクトを選択してから、ヘルパーを選択します。

    シーンに CFDSplineNode オブジェクトが作成されます。

  6. [修正](Modify)パネルで、CFDSplineNode の[スプライン パラメータ](Spline Parameters)を必要に応じて調整します。スプラインの長さについては、[スプライン頂点](Spline Vertices)[フィールドのサンプリング](Field Sampling)の組み合わせでコントロールできます。
  7. 必要に応じて、ヘルパーの位置の調整を続けることができます。
  8. スプラインを保存する場合は、[スプラインをベイク処理](Bake Spline)をクリックします。これはヘルパーに接続されていない、個別の編集可能なスプラインを作成します。

    設定を調整し、スプラインを保存してから、ヘルパーを移動することができます。

[スプライン パラメータ](Spline Parameters)

SIM CFD データ

(CFD 点)
シーン内の異なる CFDImportData オブジェクトを選択します。
[データの更新](Refresh Data)
変更を加えたとき、CFDSplineNode オブジェクトが適切に更新されていない場合にクリックします。

[スプライン コントロール](Spline Controls)

(スプラインの原点ヘルパー)
シーン内の異なる CFDImportData オブジェクトを選択します。
[スプラインの頂点](Spline Vertices)
生成されたスプラインの頂点の数です。

補間設定

[頂点数](Nb. Vertices)
頂点ごとのサンプルに隣接する CFD データ点の数です。
[スムージング](Smoothing)
近くの CFD データ点の重み付けをコントロールします。1.0 は線形フォールオフ、2.0 は逆二乗減衰などです。
[サンプリング](Sampling )
各ステップにおけるスプラインの延長に使用される速度ベクトルの除数です。1.0 を超える値は、スプライン頂点間でより短く、より正確なセグメントとなり、1.0 と 0.0 の間の値は、長いセグメントになります。

[マテリアル コントロール](Material Controls)

各スプライン セグメントに割り当てられたマテリアル ID をコントロールします。既定値では、マルチ/サブ オブジェクト マテリアルがスプラインに適用され、連続したスプライン セグメントのマテリアル ID に基づいてサブマテリアルを繰り返すことができます。

[マテリアル数](Material count)
連続するスプラインを循環するサブマテリアルの数をコントロールします。たとえば、この値が 1 以下の場合、すべてのセグメントが最初のサブマテリアルを使用します。値が 2 の場合、セグメントは最初の 2 つのサブマテリアルを循環します。
[マテリアル アニメーション ](Material animation)
指定された数の場所でマテリアル サイクルをオフセットします。この値をアニメートして、スプラインに沿ってサブ オブジェクトを移動することができます。