シーン、ファイル、プロジェクトを管理する

このセクションのトピックでは、シーンとプロジェクト、およびそれらを構成するファイルの管理について説明します。

Old Metal Train

Vincent Dany

Copyright © 2008

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Composition: Childhood Toys(構成: 子供の頃のおもちゃ)

このシーンでは、前の図に示したおもちゃの電車を参照します。

Vincent Dany

Copyright © 2008

ファイル処理コマンド

ファイル処理に使用する主なコマンドは、アプリケーション メニューにあります。

ファイル処理ユーティリティ

ファイル管理を支援するユーティリティがいくつか用意されています。

イメージ ファイル形式

イメージ ファイル形式は、さまざまな用途に使用できます。たとえば、マテリアルのテクスチャ、ビューポートのバックグラウンド、バックグラウンド環境、ビデオ ポストのイメージ入力イベント、ライトから投影されたイメージとして使用できます。同様に、3ds Max では多くの一般的なイメージ ファイル形式にレンダリングできます。

オブジェクトとシーンへの外部参照(XRef)

オブジェクトとシーンへの外部参照もまた、強力なプロジェクト管理手段となります。特に、複数のユーザが関与する場合に有効です。

シーン内のオブジェクトは、他のユーザが外部から参照、作成、保守することができます。

シーン エクスプローラ

シーン エクスプローラは、オブジェクト プロパティの表示と変更、さまざまな条件に基づくオブジェクトの選択、オブジェクト階層およびレイヤの作成と修正を行うための強力なツールです。

整理ツール

[コンテナ](Container)および[グループ](Group)は、オブジェクトを一括して操作できるように論理的に整理するためのツールです。グループが基本的な機能を提供するのに対し、コンテナはファイルのアクセスおよび共有や継承ルールなど、コンテンツ作成チーム向けの高度な機能を提供します。オブジェクトを整理するために使用できるその他のツールには、階層、オブジェクトおよびサブオブジェクト用の名前付き選択セットが含まれます。

レイヤは整理するために重要なツールです。さまざまなシーン情報を整理およびグループ化できる透過的なオーバーレイと考えることができます。同じレイヤにあるオブジェクトは、カラー、レンダリングのオン/オフ、表示設定などのアトリビュートを共有することができます。

ステート セットとシーン ステート

[ステート セット](State Sets)および[シーン ステート](Scene State)機能を使用すると、さまざまなプロパティを持つ各種シーンの条件をすばやく保存できます。そのシーンはいつでも復元してレンダリングできるため、さまざまな方法でモデルを処理することができます。[ステート セット](State Sets)は Adobe After Effects などの合成ソフトウェアとも相互運用することができます。

スケマティク ビュー

スケマティク ビューでは、ジオメトリではなくグラフィック スキームによってシーンを表示します。シーン内のオブジェクトを選択したり、その名前を変更したり、モディファイヤ間を移動したりすることができます。特に、階層内のオブジェクトを表示するときに便利です。