チュートリアル 3: 線形弾性機能
チュートリアル 3 では、
Helius PFA
の線形弾性機能の使用について説明します。MSC Nastran でシンプルな複合材料プレートを作成および解析する手順に従います。
このセクションの内容
はじめに
パーツを作成する
一般的にパーツ ジオメトリの作成は、有限要素モデルの作成における最初の手順です。
一時的な材料を作成する
この手順では、ユーザ定義の複合材料、IM7_8552 のプレースホルダとして使用する一時的な材料を作成します。
複合材料レイアップを定義する
パーツをインポートして一時的な材料を追加した後、複合材料レイアップの定義を作成します。
境界条件を適用する
プレートの下部サーフェスを固定する境界条件を作成します。
荷重を定義する
プレートの上面サーフェスに沿った垂直方向の変位を強制する 2 番目の境界条件を作成します。
解析の準備をする
荷重ステップを定義し、非線形解析コントロールを変更し、
Helius PFA
で使用するために必要なコマンドを追加します。
ユーザ材料を作成する
バルク データ ファイル内の IM7_8552 複合材料の材料応答を定義します。
バルク データ ファイルを完成させる
解析が完了する前に、バルク データ ファイル内の不要なエントリの一部を削除し、SUBCASE を変更する必要があります。
解析に送信する
解析用にバルク データ ファイルを送信するには、コマンド シェルを使用します。
結果を表示して解釈する
このステップでは、
Helius PFA
の状態変数出力を表示して解説します。
概要
複合材料プレートの各積分点に対する母材および繊維破損インデックスを生成するために
Helius PFA
が使用されました。
親トピック:
Nastran チュートリアル