カーテン ウォール ユニットは、カーテン ウォールの重要な建物ブロックの 1 つです。
カーテン ウォール ユニットを利用すると、カーテン ウォールを設計するときのわずらわしさが軽減され、必要な設計時間を短縮することができます。
カーテン ウォール ユニットは、カーテン ウォールの「縮小版」と見なすことができます。カーテン ウォール ユニットには、フレーム、マリオン、分割を割り当てることができますが、通常は、単独の建物オブジェクトではありません。カーテン ウォール ユニットは、比較的大きなカーテン ウォールのコンテキストで使用されます。カーテン ウォール ユニットは通常、カーテン ウォール グリッド内の特定のセルに割り当てます。
カーテン ウォール ユニットは、スタイルに基づいて作成されます。このため、カーテン ウォール ユニットを利用すると、効率と柔軟性が大幅に向上します。カーテン ウォール ユニット スタイルの作成と編集は、カーテン ウォール スタイルに関係なく行うことができます。カーテン ウォール ユニット スタイルはさまざまなカーテン ウォール スタイルで使用できます。たとえば、3 面構成の装飾パネルをカーテン ウォール ユニットとして作成し、それをいくつかのカーテン ウォール スタイルで使用できます。
カーテン ウォール ユニットと組合せ窓は、機能の点で非常によく似ています。どちらのオブジェクトも、ネストしたグリッドを含めることができ、建物ブロックとしてカーテン ウォールに固定することができます。カーテン ウォール ユニットは通常、単独のオブジェクトとして使用されませんが、組合せ窓は単独のオブジェクトとして使用できます。
カーテン ウォールのように、カーテン ウォール ユニットは、1 つまたは複数のグリッドから成ります。それぞれのグリッドには水平分割または垂直分割がありますが、グリッドをネストすることにより各種のパターンを作成することができます。
カーテン ウォール内でカーテン ウォール ユニットを使用すると、カーテン ウォールを設計するときのわずらわしさが軽減されます。
グリッドは、カーテン ウォールとカーテン ウォール ユニットの基本です。すべてのグリッドには、次の 4 つの要素タイプがあります。
それぞれの要素タイプには、そのタイプの要素の表示方法を示す既定の定義が割り当てられます。
要素タイプ | 既定の定義 |
---|---|
分割 | グリッドの最上部と最下部からオフセットした 2 つの手動分割を持つ水平グリッド |
セルの面材 | シンプル パネルを含むセル |
フレーム | グリッドの外側エッジ、幅 75 mm、奥行き 75 mm |
マリオン | 幅 25 mm、奥行き 75 mm のセル間のエッジ |
カーテン ウォール ユニットの既定の要素定義
カーテン ウォール ユニットを使用するには、カーテン ウォール ユニットを作成します。既存のカーテン ウォール ユニット スタイルをいくつか使用してみて、目的に合ったスタイルを見つけ、そのコピーを作成します。次に、必要に応じて要素定義と割り当てを修正します。