概要 - AEC 寸法

AEC 寸法は、壁の幅や梁の長さなどの建物オブジェクトに関連する寸法の記述に使用する自動調整注釈オブジェクトです。寸法の表示は、スタイルを通してコントロールされ、異なる図面ビューごとに調整したり、特定の会社や国の標準に合わせたりすることができます。

AEC 寸法のコンポーネント

グリップを使用して AEC 寸法を修正する

AEC 寸法を選択すると、さまざまなグリップが表示されます。グリップを使用して、寸法点の追加および除去、寸法チェーンの移動、寸法補助線のオフセットの変更、壁コンポーネントの寸法の変更が可能です。

AEC 寸法グリップ

壁コンポーネントの寸法を記入する

壁コンポーネントの寸法を記入するときには、コンポーネントの中心またはどちらかの側を寸法点として使用できます。たとえば、壁コンポーネントの中心またはいずれかのエッジからの寸法を記入できます。壁コンポーネントの寸法をその構造機能に応じて記入することもできます。

個々のコンポーネント寸法点のグリップを使用すれば、スタイルで定義されている壁の寸法点を変更して、特殊な場合に対応することができます。

壁コンポーネントの寸法グリップ

寸法値を変更する

AEC 寸法の寸法値は、関連付けられたオブジェクトの実際の現在の寸法から計算されます。手動で値を挿入して変更することができます。

寸法値に新しい値を変更する