概要 - マテリアル コンポーネントと表示プロパティ

各マテリアル定義には、マテリアルが割り当てられたオブジェクト コンポーネントの外観を決定する次の表示コンポーネントがあります。

オブジェクトの表示コンポーネントを「By Material」に指定すると、そのオブジェクトの表示コンポーネントのプロパティを変更できなくなります。

これらのマテリアル コンポーネントは、オブジェクト表示プロパティのグループや表示プロパティ タイプに対応しています。 たとえば、マテリアル コンポーネントの線図は、2D プラン ビューで、壁の包絡処理、マス要素の境界、ドア フレームなどの線図コンポーネントの外観を決定します。 また、サーフェス ハッチングは、モデル ビューや立面ビューでのオブジェクトのすべてのサーフェス ハッチングの外観を決定します。

オブジェクトのコンポーネントをマテリアルで表示するように指定すると、コンポーネントはそのオブジェクトのプロパティではなくて、関連するマテリアルの表示プロパティを使用します。マテリアル定義は、オブジェクトの物理コンポーネントに一致するオブジェクト コンポーネントだけに割り当てることができます。

マテリアル定義は、カスタム表示のブロックに割り当てることはできません。カスタム表示ブロック内にあるオブジェクトにはマテリアル定義があらかじめ割り当てられています。