最大流量データを取得するには

流域アセット カードで、[水文学の方法]を選択して最大流量データを取得するか、データを手動で提供します。

Drainage Design では、[有理]または[回帰]の 2 つの方法で流域の最大流量データを取得できます。また、データを手動で入力することもできます。排水設計では、モデルに追加されたカルバートの流域流量を計算するために、値 Q100 (100 年間の流量)が使用されます。

  1. 流域の内側をクリックして選択すると、そのアセット カードが表示されます。
  2. 流域を右クリックして[編集]をクリックし、編集モードにします。
  3. [水文学の方法]のドロップ ダウンメニューから[ユーザ定義]、[有理]、または[回帰]を選択します。
  4. 編集可能なフィールドに値を指定して、最大流量値(Q10、Q50、Q100)を生成します。
注: また、流域の支流の最大流量の計算には、米国地質調査所のNational Streamsflow Statistics (NSS)データベースが使用されます。

水文学の方法の値フィールド

ユーザ定義 データ ソース内の Q10、Q50、Q100 の値を入力します。
有理数

[流出係数]: データソース内の値を手動で入力します。

[降雨強度]: データソース内の値を手動で入力します。

回帰

[状態]: 選択可能なデータの状態の中から選択します。

[領域]: 選択可能な領域の中から選択します。

[状態]および[領域]に応じて、値を手動で追加します。USGS National Streamflow Statistics Program (USGS 国立流量統計プログラム)から参照情報を利用できます。

[排水寄与領域]: 選択した流域について算出された値です。アセット カードの[概要]セクションに一覧表示される[領域]値と同じです。