計算を作成するには

[式エディタ]を使用して式で計算を作成します。演算子と関数を使用し、既存のプロパティ値に基づいて新しい値を計算します。式を使用して、計算の結果を評価します。

注: たとえば、ジオメトリ関数を使用してフィーチャ クラスの領域を計算し、次に指定した領域値を超える領域のあるフィーチャのみを持つサブセットを作成します。

ほとんどの計算では、値ペインは使用できません。値ペインは、式エディタを使用して単一のフィーチャ クラスの式を作成する場合にのみ使用できます。式の要素については、「式を作成する: リファレンス」を参照してください

演算子を使用した計算式を実行するには

  1. 式の使用方法に応じて、式エディタを開きます。詳細については、「式を作成するには」を参照してください。
  2. [式領域]にプロパティ名を直接入力するか、[式の要素]メニューからプロパティを選択します。
  3. [式の要素]メニューから演算子を選択するか、[式]領域に手動で演算子を入力します。
  4. 評価する値を選択するか、または入力します。
  5. 式の条件をさらに指定します。
    注: 複雑なプロパティ評価を作成するには、AND 演算子または OR 演算子を挿入してから、別の演算子とプロパティの組み合わせを挿入します。たとえば、番地が100 より大きく 200 より小さい建物を検索するには、次の式: Building_Street_Address > 100 AND Building_Street_Address < 200 を使用します。
  6. [OK]をクリックし、式を適用します。

関数を使用した計算式を実行するには

  1. [式エディタ]を開きます。
  2. [式の要素]メニューから要素を選択するか、[式]領域に手動で関数を入力します。
  3. 関数を適用するプロパティを選択します。
    注: たとえば、建物の高さを直近の下位の整数に丸めて、丸めた高さが 8 フィート未満の建物を検索するには、次の式: Floor(ROOF_HEIGHT) < 8 を使用します。
  4. [OK]をクリックし、式を適用します。

面積または長さ(ジオメトリ関数)を検索するには

  1. [式エディタ]を開きます。
  2. 式の領域で、幾何関数を入力または挿入します(Area2D または Length2D)。
  3. 関数の後ろの丸カッコに[ジオメトリ]プロパティを挿入します。
    注: [ジオメトリ]プロパティを[式の要素]メニューの[プロパティ]カテゴリから挿入します。このプロパティの値を手動で変更したり置き換えないでください。
  4. 式の条件をさらに指定します。たとえば、10,000 平方フィートより大きい面積の建物のみを指定する建物データのサブセットを作成するには、次の式: Area2D(GEOMETRY) > 10000 を使用します。
  5. [OK]をクリックし、式を終了します。