溝を加工するには

次に、中央の溝を加工し、コーナーと角度を除去する必要があります。これは、前の操作を行った際に、使用したインサートのコーナー半径が原因で、これらの領域に材料が残っているためです。[溝切り]加工法を使用すると、1 回の操作で両方のタスクを実行して、余分な材料を除去することができます。

  1. リボンで、 [CAM]タブ [旋盤]パネル [溝切り] をクリックします。

[工具]タブ

  1. [工具]タブで、 をクリックして[工具ライブラリ]を開きます。
  2. ボタンをクリックして新しい工具を追加します。
  3. [挿入]タブで、[タイプ]ドロップダウン メニューから[溝切り]を選択します。次に、[形状]ドロップダウン メニューから[四角形]を選択して、工具の先端を指定し、次の値を入力します。
    • コーナー半径: 0.25 mm
    • 溝幅: 2.5 mm
    • : 2.2 mm
    • 残りの値は既定のままにします。

  4. [ホルダー]タブで、[スタイル]ドロップダウン メニューから[外部溝切り]を選択します。
  5. [上端の長さ]を 50 mm に変更します。
  6. [セットアップ]タブで、[補正]ドロップダウン メニューから[センターを挿入]を選択します。
  7. ボタンをクリックして、操作の工具を選択し、[工具]ダイアログ ボックスを閉じます。この工具は、後で切落とし操作に使用します。
  8. をクリックして、[工具ライブラリ]ダイアログを閉じます。

[図形]タブ

次に、前の操作で除去されなかった材料を除去します。

  1. [図形]タブをクリックします。
  2. [取残し加工]グループを有効にします。

[パス]タブ

[パス]グループのパラメータは、溝切りツールパスを計算する方法をコントロールします。

  1. [パス]タブをクリックします。
  2. [仕上げパス]チェック ボックスをオンにします。
  3. [粗取りパス]グループを有効にします。

計算を開始する

  1. [操作]ダイアログ ボックス下にある をクリックするか、グラフィックス ウィンドウで右クリックしてマーキング メニューから[OK]を選択すると、自動的にツールパスの計算を開始します。

ツールパスが計算され、グラフィックス ウィンドウにプレビューが表示されます。



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