オーバーレイ解析ダイアログ ボックス - Set Output and Settings ページ

[オーバーレイ解析]ダイアログ ボックスのこのページを使用して、出力画層についての情報を指定したり、断片ポリゴンの許容レベルと点の評価を設定します。オーバーレイ結果では、[分割と結合の規則]ダイアログ ボックスで設定した分割の規則が使用されます。

概要 - オーバーレイ

[解析]タブ [フィーチャ]パネル [フィーチャ オーバーレイ] 検索の順にクリックします。

注: この機能は空間フィーチャのみに適用されます。図面トポロジのオーバーレイについては、「2 つのトポロジをオーバーレイするには」を参照してください。

[オーバーレイ解析]ダイアログ ボックスの[出力設定]ページには、以下のオプションがあります。

[出力]

[オーバーレイ]操作の結果を含める SDF ファイルの名前と場所を指定します。

[画層名]

[オーバーレイ]操作の結果を含める[表示マネージャ]画層の名前を指定します。

断片の許容差

オーバーレイ操作がフィーチャを分割して出力画層を作成する場合、指定された許容値よりも小さいポリゴンが除去されます。このようなポリゴンはソース内に存在することもあれば、オーバーレイ操作によって生成されることもあります。断片の削除は、出力画層のみに影響を与えます。

最大値よりも面積が大きいポリゴンは、出力画層で個別のフィーチャになります。

最小値よりも面積が小さく、近くにポリゴンが 1 つ以上あるポリゴンは断片と見なされ、近くにある最も長い共有エッジを持つポリゴンと結合されます。

オーバーレイ操作では、この 2 つの値の範囲におさまるかどうか、ポリゴンの幅を確認します。小さすぎる場合は、近くにあるポリゴンと結合されます。

注: 作成されたポリゴンが好ましくない場合、許容差の値を調節して、[オーバーレイ]操作を繰り返してください。
[最小]

値を現在の単位で指定します。この値よりも小さいポリゴンは、隣接するポリゴンと結合されます。

[最大]

値を現在の単位で指定します。この値よりも大きいポリゴンは、独自のフィーチャとなります。

[推奨]

クリックすると、[狭長の最小値][狭長の最大値]の値の候補が表示されます(値が表示されていない場合)。

推奨値を確認するには、[推奨]をクリックします。狭長許容値の既定の推奨値は、[最大]に入力された最小面積の 1/10、および[最小]に入力された最小面積の 1/100 です。ただし、狭長許容値は、それに一番近い小さい方の 10 の乗数まで切り捨てられます。そのため、最小のポリゴンの面積が 50 の場合、期待される狭長許容値は 5 と 0.5 ではなく、それぞれ 1 と 0.1 になります。

単位

断片の[最小][最大]の設定に使用する単位を指定します。使用できる単位は、[ソース]の座標系によって決まります。

[狭長を削除しない]

このチェック ボックスを選択すると、[オーバーレイ]操作で断片ポリゴンが無視されます。

座標の許容差

線分またはポリゴンの 2 つのノードまたは頂点が別の点として扱われるためには、どの程度離れている必要があるかを指定します。

長さ

距離を現在の単位で入力します。2 つの点がこの値よりも近いと、出力画層では単一の点として扱われます。

単位

[縦座標許容値]の[長さ]の設定で使用する単位を指定します。使用できる単位は、[ソース]の座標系によって決まります。

[出力プロパティ]

作成される画層に含まれる[ソース]プロパティと、[オーバーレイ]プロパティ(該当する場合)を指定します。 [すべて]を指定すると、作成される画層にはすべてのプロパティが追加されます。[識別子]を指定すると、プライマリ識別子(Feature_ID などのプライマリ キーまたは固有フィールド)のみが追加されます。[非識別子]を指定すると、非キー属性(Land_Value または Speed_limit など)のみが追加されます。非識別子のみを追加する場合、オーバーレイ操作では、作成される画層内にフィーチャのプライマリ識別子が生成されます。