クエリーによって取り出された図面オブジェクトを、そのオブジェクトに格納されたデータ(オブジェクト データ、属性データ、またはリンク データなど)に基づいて変更するように、プロパティの変更を定義することができます。
オブジェクト データに基づいて図面オブジェクトのプロパティを変更するには
- [マップ エクスプローラ]の[現在の図面]で、[現在のクエリー]を右クリックし、[定義]をクリックします。
- [アタッチされた図面のクエリーを定義]ダイアログ ボックスで、変更するオブジェクトを取り出すクエリーをロードまたは定義します。
- [アタッチされた図面のクエリーを定義]ダイアログ ボックスで、[プロパティ変更]をクリックします。
- [プロパティ変更を設定]ダイアログ ボックスの[プロパティを選択]で、変更するプロパティを選択します。
たとえば、管の直径をオブジェクト データとして格納すると、管の直径に応じたポリラインの幅で各管を表示できます。この例では、変更するプロパティとして[幅]を選択します。
- [式]領域で、[データ]をクリックします。
- 次のいずれか 1 つを選択します。
- [属性]: ブロックの属性名称を選択します。選択した名称は、[式]ボックスに @BlockTagName と表示されます。
- [データベース リンク]: リンク テンプレートとキー列を選択します。選択したリンク テンプレートとキー列は、[式]ボックスに &KeyColumn@LinkTemplate と表示されます。
- [オブジェクト データ]: オブジェクト データ テーブルとフィールドを選択します。選択したテーブルとフィールドは、[式]ボックスに :FIELD@TABLENAME と表示されます。
- [OK]をクリックします。
- [追加]ボタンをクリックします。
プロパティ変更の定義が、[現在のプロパティ変更]リストに表示されます。[プロパティ変更]を選択してクエリーを実行すると、AutoCAD Map 3D はクエリーによって取り出されたオブジェクトの選択されたプロパティを、指定したデータ フィールドに格納された値に基づいて変更します。