- すべての演算子が、すべての種類の比較で有効でないようにします。文字列を比較する場合、=、/=、>=、<= が有効であれば、< は有効ではありません。エラーは発生しませんが、結果の精度に影響を受けることがあります。
- 文字列の場合は、「ワイルドカード文字」に示されている標準のワイルドカード文字が有効です。たとえば、式(IF(= .LAYER ELEC*)EDISON)が条件に存在する場合、ELEC で始まる画層のクエリーのすべてのオブジェクトが画層 EDISON に表示されます。さらに、演算子 = および /= がワイルドカードとともに有効です。
- 1 より小さい実数の場合、すべての小数の値を先頭の 0 とともに入力します。つまり、.001 は 0.001 と入力します。
- nil が可能なパラメータである場合、AutoCAD Map 3D では 0 を使用します。
- 式評価子は文字列のみを処理し、文字列と数字を区別しません。式評価子は、数学的操作用に文字列を数値に変換し、その結果を変換して文字列に戻します。
- AutoLISP を使用して設定した変数を使用する場合は、変数の先頭に感嘆符(!)を付ける必要があります
- 文字列の中にスペースを入れておく場合は、文字列を引用符で囲みます。たとえば、"this string"は、2 つの単語の間にスペースがある 1 つの文字列として評価されます。この引用符がないと、この文字列は 2 つの別の文字列として評価されます。式評価子は、引用符を無視します。
- 名前の付いたオブジェクトの名前にスペースが入っている場合、評価関数で使用する際には括弧で囲む必要があります。これらのオブジェクトには、画層、ブロック、ハッチング、および線種が含まれます。
- +、–、*、/、AND、OR、STRCAT、=、および /= の式では、最大で 3 つの引数を処理します。 その他すべての式は、1 つまたは 2 つの引数を処理します。+、–、*、または / を使用する場合、複数の引数を指定する必要があります。 たとえば、(+ 5 6)では 11 の数値が求められ、(+ 5 3 2)では 10 の数値が求められます。
- 式は、単純な式を組み合わせて科学的記数法で示した数を評価します。たとえば、(+ 1e+001 1)では 11.0000 の数値が求められ、1e+001 では 10.0 の数値が求められます。
- AutoCAD Map 3D では、複合された式でのみ pi を評価します。プログラムは、pi を単純な式の文字列として処理します。たとえば、(STRCAT pi "_%")では 3.14% の数値が求められます。pi そのものは"pi"として評価されます。
- ACI、True Color、またはカラー ブックの値を使用して、色を指定できます。