ジャンプ先: 概要. 戻り値. 関連. フラグ. MEL 例.

概要

showHidden [-above] [-allObjects] [-below] [-lastHidden] [objects...]

showHidden は、取り消し可能、照会不可能、および編集不可能です。

showHidden コマンドは、非表示オブジェクトを可視にするために使用します。フラグが指定されていない場合、コマンドに指定したオブジェクトだけが可視状態になります。オブジェクトの親が不可視の場合、当該オブジェクトも不可視のままです。不可視性は継承されます。オブジェクトを確実に可視にするには、-a/above フラグを使用します。このフラグを使用すると、オブジェクト(1 つまたは複数)の不可視の祖先がすべて可視になります。-b/below フラグを使用すると、オブジェクトの下のすべての不可視オブジェクトが可視になります。すべてのオブジェクトを可視にするには、-all/allObjects フラグを使用します。

関連項目: hide

戻り値

なし

関連

currentUnit, displayAffected, displayColor, displayCull, displayLevelOfDetail, displayPref, displayRGBColor, displaySmoothness, displayStats, displaySurface, hide, refresh, toggle

フラグ

above, allObjects, below, lastHidden
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
-above(-a) create
オブジェクトと、そのオブジェクトのすべての不可視の祖先を可視にします。
-allObjects(-all) create
すべての不可視オブジェクトを可視にします。
-below(-b) create
オブジェクトと、そのオブジェクトのすべての不可視の子孫を可視にします。
-lastHidden(-lh) create
最後の非表示コマンドで非表示になったすべての項目を表示します。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます コマンド内でフラグを複数回使用できます。

MEL 例

// create a sphere and group it, then hide the sphere and the group.
sphere -n sphere1; group -n group1; hide group1 sphere1;

// make the sphere visible. Note that you still can't see it
// because the group is invisible.
showHidden sphere1;

// make the sphere and the group visible.
showHidden -above sphere1;

// make everything visible. This will make the cameras (which are
// normally invisible) visible as well.
showHidden -all;