ジャンプ先: 概要. 戻り値. 関連. フラグ. Python 例.

概要

tangentConstraint( [target...] object , [aimVector=[float, float, float]], [layer=string], [name=string], [remove=boolean], [targetList=boolean], [upVector=[float, float, float]], [weight=float], [weightAliasList=boolean], [worldUpObject=name], [worldUpType=string], [worldUpVector=[float, float, float]])

注: オブジェクトの名前と引数を表す文字列は、カンマで区切る必要があります。これはシノプシスに示されていません。

tangentConstraint は、取り消し可能、照会可能、および編集可能です。

オブジェクトの方向を、オブジェクトに最も近いポイントにあるターゲット カーブの接線に基づいてコンストレイントします。

tangentConstraint は、1 つまたは複数の NURBS カーブをターゲット入力とし、DAG トランスフォーム ノードをオブジェクト入力とします。tangentConstraint は、(オブジェクトのローカル座標にある) aimVector がワールド空間の統合された接線ベクトルに位置合わせされるような、コンストレイントされたオブジェクトの方向を合わせます。オブジェクトのローカル座標系のアップ ベクトルは、ワールド空間で worldUpVector に位置合わせされます。統合された接線ベクトルは、コンストレイントされたオブジェクトに最も近いポイントにある、それぞれのターゲット カーブの接線ベクトルの加重平均です。

戻り値

string[]作成されたコンストレイント ノード名

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

関連

aimConstraint, geometryConstraint, normalConstraint, orientConstraint, parentConstraint, pointConstraint, poleVectorConstraint, scaleConstraint

フラグ

aimVector, layer, name, remove, targetList, upVector, weight, weightAliasList, worldUpObject, worldUpType, worldUpVector
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
aimVector(aim) [float, float, float] createqueryedit
エイム ベクトルを設定します。ターゲットを示すローカル座標でのベクトルです。作成時に指定していない場合、既定値の(0.0, 1.0, 0.0)が使用されます。
layer(l) string createedit
コンストレイントを追加するアニメーション レイヤの名前を指定します。
name(n) string createqueryedit
コンストレイント ノードの名前を指定した名前に設定します。既定名は constrainedObjectName_constraintType です。
remove(rm) boolean edit
リストされたターゲットをコンストレイントから除去します。
targetList(tl) boolean query
ターゲット オブジェクトのリストを返します。
upVector(u) [float, float, float] createqueryedit
ローカル アップ ベクトルを設定します。これは、ワールド アップ ベクトルと位置合わせするローカル座標内でのベクトルです。作成時に指定していない場合、既定値の(1.0, 0.0, 0.0)が使用されます。
weight(w) float createqueryedit
指定したターゲットのウェイト値を設定します。作成時に指定していない場合は、既定値の 1.0 が使用されます。
weightAliasList(wal) boolean query
ターゲット オブジェクトのウェイトをコントロールする、アトリビュートの名前を返します。targetList フラグで返されるターゲットと同じ順序で、エイリアスを返します。
worldUpObject(wuo) name createqueryedit
DAG オブジェクトを worldUpType "object" および「objectrotation」で使用するように設定します。詳細については、worldUpType を参照してください。既定値は、ワールド空間座標として解釈される非アップ オブジェクトです。
worldUpType(wut) string createqueryedit
ワールド アップ ベクトル計算のタイプを設定します。 worldUpType は、「scene」、「object」、「objectrotation」、「vector」、または「none」です。「scene」の場合、upVector はシーンのアップ軸に位置合わせされ、worldUpVector および worldUpObject は無視されます。「object」の場合、upVector は worldUpObject の空間の原点にできるだけ近い位置に配置され、worldUpVector は無視されます。「objectrotation」の場合、worldUpVector は worldUpObject の座標空間にあるものと解釈され、ワールド空間にトランスフォームされて upVector はその結果にできるだけ近く位置合わせされます。「vector」の場合、upVector は worldUpVector にできるだけ近く位置合わせされ、worldUpMatrix は無視されます。最後に「none」の場合は、コンストレイントでツイストの計算は実行されません。その結果、「upVector」の方向はコンストレイントされたオブジェクトの以前の方向に基づくようになり、「great circle」回転には、エイム ベクトルをそのコンストレイントと位置合わせすることが必要になります。既定の worldUpType は「vector」です。
worldUpVector(wu) [float, float, float] createqueryedit
ワールド アップ ベクトルを設定します。これは、アップ ベクトルと位置合わせする必要のあるワールド座標内のベクトルです。詳細については、-wut/worldUpType (下記)を参照してください。作成時に指定していない場合、既定値の(1.0, 0.0, 0.0)が使用されます。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます フラグに複数の引数を指定し、タプルまたはリストとして渡すことができます。

Python 例

import maya.cmds as cmds

# orients the aim vector of cube1 in it's local coordinate space,
# to the tangent vector of curve1 at the closest point to  cube1.
cmds.tangentConstraint( 'curve1', 'cube1' )

# uses the average of the tangents from curve1 and curve2.
cmds.tangentConstraint( 'curve1', 'curve2', 'cube2', w=.1 )

# sets the weight for curve1's effect on cube2 to 10.
cmds.tangentConstraint( 'curve1', 'cube2', e=True, w=10. )

# removes curve2 from cube2's tangentConstraint
cmds.tangentConstraint( 'curve2', 'cube2', e=True, rm=True )

# adds curve3 to cube2's tangent constraint with the default weight
cmds.tangentConstraint( 'curve3', 'cube2' )