ジャンプ先: 概要. 戻り値. 関連. フラグ. Python 例.

概要

track( [camera] , [down=linear], [left=linear], [right=linear], [upDistance01=linear], [upDistance02=linear])

注: オブジェクトの名前と引数を表す文字列は、カンマで区切る必要があります。これはシノプシスに示されていません。

track は、取り消し可能、照会不可能、および編集不可能です。

track コマンドは、ワールド座標でカメラを水平または垂直に移動します。カメラの表示方向とアップ方向は変化しません。視線方向への移動はできません。

track コマンドは、パースビュー、正投影の両方のカメラに使えます。

カメラ名が指定されていない場合、このコマンドはアクティブ ビューのカメラに対して実行されます。

戻り値

なし

関連

camera, cameraView, dolly, listCameras, lookThru, orbit, roll, tumble, viewCamera, viewClipPlane, viewFit, viewHeadOn, viewLookAt, viewPlace, viewSet

フラグ

down, left, right, upDistance01, upDistance02
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
down(d) linear create
下への移動量を単位距離で設定します。
left(l) linear create
左への移動量を単位距離で設定します。
right(r) linear create
右への移動量を単位距離で設定します。
upDistance01(u) linear create
上への移動量を単位距離で設定します。これは up/upDistance02 フラグの使用と同等です。
upDistance02(up) linear create
上への移動量を単位距離で設定します。これは u/upDistance01 フラグの使用と同等です。
フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます フラグに複数の引数を指定し、タプルまたはリストとして渡すことができます。

Python 例

import maya.cmds as cmds

cmds.camera()

cmds.track( 'cameraShape1', d=10 )# To track the camera down

cmds.track( 'cameraShape1', u=-10 )

cmds.track( u=-10 )