カラー管理を有効にした状態でビューポート 2.0(Viewport 2.0)またはレンダー ビュー(Render View)でシーンをプレビューすると、既定でビュー変換が適用されます。この変換は、レンダリング スペースのカラーを適切な表示になるように変換します。ビュー変換は、既定では最終的なレンダリングには影響せず、主にプレビュー用に使用します。
ビュー変換として使用できる変換は、ユーザ変換を作成しているかどうか、カラー管理に OCIO 設定ファイルを使用しているかどうかによって異なります。すべての組み込みオプションの簡単な説明については、ビュー/出力トランスフォームのリストを参照してください。
カラー管理プリファレンスでビュー変換(View Transform)オプションを使用することで既定のビュー変換を設定できます。「既定のビュー変換(ビュー変換)を選択する」を参照してください。
ビューポート 2.0 (Viewport 2.0)およびレンダー ビュー(Render View)ツール バーのコントロールを使用して、一時的にビュー変換を無効にすることや、診断などの目的のために別のビュー変換を使用することができます。ツールバーで行った調整は一時的なもので、シーンには保存されません。特に、ガンマ(Gamma)設定は、ビュー変換の上に適用される特別な値で、通常表示では 1.00 に保つ必要があります。sRGB をエミュレートするために 2.2 などの値に設定する必要はありません。
「ビュー/出力トランスフォームのリスト」も参照してください。