キャッシング(Caching)アトリビュートは、bifrostLiquidProperties、bifrostAeroProperties、および bifrostFoamProperties の各ノードのキャッシング(Caching)グループにあります。
- 有効化(Enable)
- Bifröst でユーザ キャッシュ ファイルを使用できるようにします。通常はユーザ キャッシュの生成時に自動的に設定されますが、キャッシュを空のシミュレーションにロードする場合には手動でアクティブ化することができます。「Bifröst ユーザ キャッシュをロードする」を参照してください。
注: 液体キャッシュ(Liquid Cache)または気体キャッシュ(Aero Cache)を読み取る場合、固体キャッシュ(Solid Cache)グループの有効(Enable)をオフにしないようにします。これにより、キャッシュが存在しても Bifröst がフレームを再度シミュレートします。
- 気体/液体/固体/泡キャッシュ(Cache)
- 各 Bifrost キャッシュ可能オブジェクトのキャッシング オプションを設定できます。Bifrost 計算とキャッシュのオプション(Bifrost Compute and Cache Options)でこれらのアトリビュートが設定されますが、編集することができます。「計算とキャッシュのオプション」を参照してください。
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キャッシュ コントロール(Cache Control)
- 有効(Enable)がオンになっているときに Bifröst オブジェクトで実行されるキャッシング アクションを設定します。
0: シミュレーションを再計算します。
1: キャッシュされたフレームを読み取ります。キャッシュ ファイルが存在する場合は、これが既定の設定です。
2: 各フレームにユーザ ファイルを作成します。既存のキャッシュ ファイルが上書きされます。
3: 既存のキャッシュされたフレームを読み取り、前にキャッシュされたフレームに基づいて、キャッシュされていないフレームにファイルを作成します。
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圧縮精度(Compression Quality)
- 圧縮量を最小にするには 0 に、より圧縮するには 1 に、不可逆圧縮にするには 2 に設定します。
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キャッシュ ディレクトリ(Cache Directory)
- ユーザ キャッシュ ファイルの場所です。既定値は現在のプロジェクト フォルダのサブフォルダ cache/bifrost/<scene name> です。
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(オブジェクト(Object))キャッシュ名(Cache Name)
- オブジェクトのキャッシュ ファイルを含むディレクトリです。既定のキャッシュ名は、メインの bifrostLiquidContainer または bifrostAeroContainer ノードの名前です。キャッシュ ファイル名は、<Bifröst object> に、ボクセル化されたオブジェクトの場合「-volume」、パーティクルの場合「-particle」または「-flipParticles」を追加したものです。