Direct Connect を使用してファイルを読み込む

Direct Connect を使用してファイルを読み込む場合は、規定の .apf ではなく .wire を中間形式として使用すると、IGES や STEP など、特定のファイル形式が正しく変換されます。

DirectConnectImportMap は、読み込み形式を中間形式にマップする文字配列です。規定では、DirectConnectImportMap は、IGES および STEP を .wire にマップするように定義されています。つまり、次のように定義されています。

optionVar -stringValueAppend "DirectConnectImportMap" "step:wire"
optionVar -stringValueAppend "DirectConnectImportMap" "iges:wire"

ただし、IGES や STEP ファイルの読み込み形式として .apf を使用する場合は、DirectConnectImportMap を以下のように設定できます。これは Maya 2016 の動作と一致します

optionVar -stringValueAppend "DirectConnectImportMap" "step:apf"
optionVar -stringValueAppend "DirectConnectImportMap" "iges:apf"

.wire を使用して読み込むために、STL などの別のファイル形式が必要な場合は、DirectConnectImportMap を以下のように設定できます。これは Maya 2014 の動作と一致します。

optionVar -stringValueAppend "DirectConnectImportMap" "stl:wire"

設定は Maya プリファレンスに保存されるため、optionVar の必要な設定回数は 1 度だけです。

注: iges ファイルをを読み込んだ後にigesファイルをを読み込むとATF は不安定になります(逆もまた同様です)。個別の関数として読み込むようにしてください。

また、次の内容も参照してください。