注: Maya 2016 Extension 2 では、レンダー レイヤ、コレクション、オーバーライドを作成するための最新のアプローチを提供する新しいレンダリング設定システムを使用できます。この新しいアプローチは、レンダリングの複雑なシーンの管理を簡略化するため、現在、推奨ワークフローとなっています。詳細については、「Maya のレンダリングの設定」を参照してください。
レンダー レイヤ上に作成したマテリアル オーバーライドを除去し、マスタ レイヤで使用されていたマテリアル シェーダに戻すことができます。
マテリアル オーバーライドをレンダー レイヤ内のオブジェクトから除去するには: 方法 1
- レンダー レイヤ エディタ(Render Layer Editor)で、マテリアル オーバーライドを除去するレンダー レイヤを選択します。
- シーン ビューでオブジェクトを右クリックして、マテリアル オーバーライドの除去(Remove Material Override)を選択します。選択したレイヤのマテリアル オーバーライドのリストがメニューに表示されます。
- 除去するマテリアル オーバーライドを選択します。
マテリアル オーバーライドをレンダー レイヤ内のオブジェクトから除去するには: 方法 2
- ハイパーシェード(Hypershade)を開き(ウィンドウ > レンダリング エディタ > ハイパーシェード(Window > Rendering Editors > Hypershade))、除去するマテリアル オーバーライドのマテリアル スウォッチを表示します。
- マテリアル スウォッチを右クリックし、マテリアル オーバーライドの除去元(Remove Material Override From)を選択します。マテリアル オーバーライドを使用するレイヤ内にある、すべてのオブジェクトがメニューにリスト表示されます。
- マテリアル オーバーライドを除去するオブジェクトを、リストから選択します。
マテリアルがマテリアル オーバーライドとして現在使用されていない場合は、マテリアル スウォッチを右クリックしてマテリアル オーバーライドの除去元(Remove Material Override From)を選択すると、メニューに「オーバーライドするオブジェクトはありません(There are no objects with override)」と表示されます。
ヒント: マテリアルがオーバーライドとして使用されているかどうか、またはオーバーライドとして割り当てられているオブジェクトの名前を照会する必要がある場合にも、メニューの内容が役立ちます。