正方形以外の配分を補正するために、XGen では U および V iso カーブの比率が検索されます。たとえば、パッチの幅が高さの 2 倍ある場合、シェイプ補正によって、生成されるヘアの密度が高さに沿って半分程度になるように調整されます。基本的に、補正によってパラメトリック空間がユークリッド空間と一致するように修正され、次に、パラメトリック ドメインの外側にあるすべてのポイントがカリングされます。
これを示す例として、正方形のパッチがある場合に、法線の補正が不要になりますが、iso カーブがユークリッド空間でそのように歪められ、パッチの中心の領域が、パッチ上の別の位置にある類似するその他のパラメトリック範囲よりも小さくなります。この違いにより、小さな領域範囲ではプリミティブが高い密度で表示され、大きな領域領範囲では低い密度で表示されます。
XGen では、均一なパラメトリック空間の設定に基づいてサーフェス領域の配列を検索することで、これを補正します。次に、これらの領域が比較およびスケールされて、密度の補正マップが作成されます。これに基づいて、ジェネレータはパッチ内の範囲のうち、大きい領域にはプリミティブを多く生成し、小さい領域にはプリミティブを少なく生成します。
レンダリングにはディスクリプションの読み込みが関係するため、パッチがバインドされ、その時点で領域が計算されます。レンダー中に、デフォメーションによって、フレームごとに異なる領域がパッチに指定されることがあります。その結果、異なる数のプリミティブが生成されることがよくあります。このため、パッチ参照モデルを使用することをお勧めします。「XGen パッチ」を参照してください。
「生成されたプリミティブをプレビューする」を参照してください。
xgmMessage -d <debuglevel> -s <statlevel> -w <warninglevel>デバック レベルは、デバッグ(Debug)モディファイアを使用して設定することができます(「デバッグ」を参照)。デバッグ レベルは、XGen エディタ(XGen Editor)のログ(Log)メニューからも設定することができます。