XGen エクスプレッションエディタ(XGen Expression Editor)

新しいエクスプレッションを作成したり、ディスクリプションに保存した XGen エクスプレッションを適用するには、XGen エクスプレッション エディタ(XGen Expression Editor)を使用します。XGen エクスプレッション エディタ(XGen Expression Editor)を開くには、 アイコン(XGen エディタ(XGen Editor)のアトリビュートの横)をクリックします。エディタの複数のインスタンスを開くことができます。

XGen エクスプレッション エディタには、次の主な領域があります。

XGen エクスプレッション エディタ(XGen Expression Editor)タブ

ライブラリ(Library)をクリックしてユーザが保存したエクスプレッションを表示するか、サンプル(Samples)をクリックして Maya に搭載されているエクスプレッションを表示します。リストからエクスプレッションを選択し、エクスプレッションの編集領域に追加します。

既定では、ライブラリ(Library)およびサンプル(Samples)フォルダは、次の場所にあります。

C:¥Program Files¥Autodesk¥Maya2016.5¥plug-ins¥xgen¥presets¥expressions¥
ヒント: globallocaluser ディレクトリ内に新しいサブディレクトリを作成して(ユーザ、ローカル、およびグローバルのファイル リポジトリの場所を指定する」を参照)、XGen エクスプレッション エディタ(XGen Expression Editor)でエクスプレッションを整理するためのタブを追加できます。

スウォッチ

スウォッチには、エクスプレッションの実行に関する次のようなフィードバックが表示されます。
  • エクスプレッションが計算に失敗した場合は赤になります。スウォッチをクリックしてエクスプレッションのエラーを表示してください。
  • エクスプレッションが値をどのように修正するかを視覚的に表現します。たとえば、スウォッチはノイズ エクスプレッションによって生成されたパターンを表示します。スウォッチをクリックすると、表示が更新されます。エクスプレッションが入力値にスライダ コントロールを使用している場合、これらの値を変更すると自動的に表示が更新されます。

値コントロール

エクスプレッションでローカル変数を宣言すると、XGen はエディタにスライダ コントロールを追加します。

エクスプレッションに次の値コントロールを追加するには、ウィジェットを追加(Add Widget)をクリックします。

エクスプレッションを使用してプリミティブをコントロールする」を参照してください。

編集(Edit)領域

エクスプレッションで使用されるすべての要素を作成、修正、表示するために編集領域を使用します。
ヒント: フォント サイズを変更するには、エクスプレッションの編集領域で選択し、[Ctrl]キーを押しながら中マウス ボタンのホイールでスクロールします。

XGen エクスプレッション エディタ(XGen Expression Editor)では、次に説明する構文機能が提供されます。

実行および保存

適用(Apply)および適用(Accept)

構文が確認され、エクスプレッションが実行され、ディスクリプションのプレビューが更新されます。適用(Accept)を選択した場合はさらに、エクスプレッションの実行後に XGen エクスプレッション エディタ(XGen Expression Editor)が閉じられます。

注: エクスプレッションを実行するとディスクリプションが更新されるためには、ディスクリプションを自動的に更新(Update Description Automatically)をオンにする必要があります。
保存(Save)および名前を付けて保存(Save As)
現在のエクスプレッションを SeExpr (.se)ファイルに保存します。Maya の既定では、エクスプレッションは <ユーザ名>¥Documents¥xgen¥expressions に保存されます。

この場所に保存されたエクスプレッションは、エディタのライブラリ(Library)タブのユーザ(User)リストから選択できます。

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