Stingray PBS シェーダの ShaderFX ノードに新しい既定値を作成する

StingRay PBS ノードの ShaderFX エディタで、たとえば、Add などのノードを作成します。ノードのアトリビュート エディタ(Attribute Editor)を表示するには、ノードのいずれかの入力アトリビュートをクリックします。ここでは、ノードに割り当てられた 既定値(Default value)は 0 0 0 0 です。

この既定値は、次のいずれかに変更することができます。既定値が異なるデータ型に変更されると、アトリビュート ポートの色も変更されます。

入力時に既定値を設定することにより、外部接続を提供せずに操作を実行できます。

たとえば、Add ノードの最初の入力を(1, 0, 1 )に設定し、2 番目の入力を(0, 0, -1)に設定することができます。スウォッチのレンダリング アイコンをクリックすると、Add ノードのスウォッチが赤色に変わります。どの外部入力ノードにも接続せずに、2 つの入力既定値(1, 0, 1) + (0, 0, -1) = (1, 0, 0)を追加しました。

ただし、ノードを入力に接続するとすぐに、指定した既定値は消去され、新しい接続で置き換えられます。

例: 不透明度を決定する頂点カラーチャネル

次の例では、不透明度をコントロールする青色の頂点カラー チャネルを使用する方法を示します。

青色の頂点カラー チャネルに 0.5 の値が追加され、青色のすべての領域が半透明になります。

相当量の青色が恐竜の脚にペイントされていました。不透明度を決定するのは青色のチャネルであるため、これらの領域は他の領域よりも不透明になります。