新しいシーンでカラー管理を無効にする

いくつかの異なる方法を使用して、カラー管理を無効にできます。

1 つの方法は、プリファレンスでカラー管理を無効にしてこの設定を保存し、ポリシーとして使用する方法です。(「カラー管理ポリシー(外部のプリファレンスファイル)を使用する」を参照)。この方法の欠点として、シーンを開いたり再保存したときにシーンの設定が上書きされる可能性があります。

ただし、NewSceneOpened イベントが発生した場合は常に自動的に実行されるスクリプト ジョブを定義できます。これを使用して、Maya が起動するか新しいシーンが開かれたときは常に、開かれて再保存された既存のシーンに影響を与えずに、カラー管理を無効にできます。

  1. Maya のユーザ ディレクトリのスクリプトで、たとえば、TurnOffColorMan.mel という名前のテキスト ファイルを作成します。
  2. ファイルに次の行を入力します。
    global proc TurnOffColorMan() { colorManagementPrefs -edit -cmEnabled 0; }
    
  3. 同じ場所に userSetup.mel という名前のテキスト ファイルを作成します(このファイルがない場合)。
  4. userSetup.mel ファイルに次の行を追加します。
    scriptJob -e SceneOpened TurnOffColorMan;
  5. Maya を再起動します。

userSetup.mel ファイルに関する詳細については、「Maya の起動時に常に MEL コマンドを実行する」を参照してください。