オブジェクトの マーキング メニューでメタデータ > メタデータの視覚化(Metadata > Visualize Metadata)を選択すると、すべてのオブジェクトのメタデータの視覚化が有効になります。一度に 1 つのストリームと 1 つのメンバーのみを表示することができます。
メタデータは、スクリプトを使用しても視覚化することができます。「スクリプトを使用してメタデータを視覚化する」を参照してください。
ディスプレイ メニューを使用してメタデータを視覚化する
シーンのメタデータを視覚化するには
- 次のいずれかを実行します。
- オブジェクトを右クリックし、メタデータ > メタデータの視覚化(Metadata > Visualize Metadata)を有効にします。
- メイン メニュー バーでディスプレイ > ポリゴン > メタデータ > メタデータの視覚化(Display > Polygons > Metadata > Visualize Metadata)を有効にします。
メタデータの視覚化オプション(Metadata Visualization Options)で選択したオプションに基づいて、メタデータが表示されます。
メタデータの視覚化オプションを設定するには
- ディスプレイ > ポリゴン > メタデータ > メタデータの視覚化(Display > Polygons > Metadata > Visualize Metadata) >
を選択し、メタデータの視覚化オプション(Metadata Visualization Options)を開きます。
シーンに属するすべてのメタデータ ストリームが視覚化するストリーム(Stream to visualize)ドロップダウン リストに表示されます。
- 視覚化するストリームを選択すると、その使用可能なメンバーがメンバー(Member)ドロップダウン リストに表示されます。
- 視覚化するメンバーと、メタデータを視覚化する方法(カラー(Color)、文字列(String)、レイ(Ray))を選択します。「メタデータの視覚化オプション(Metadata Visualization Options)」を参照してください。
ヒント: また、オブジェクトのマーキング メニューから視覚化するメタデータ ストリームとメンバーを選択することもできます(メタデータ > ストリームを選択(Metadata > Select Stream))。オブジェクトに属するすべてのメタデータ ストリームがメニューに表示されます。視覚化するストリーム、メンバーの順に選択します。
メタデータの視覚化を無効にするには
- 次のいずれかを実行します。
- メイン メニュー バーでディスプレイ > ポリゴン > メタデータ > メタデータの視覚化(Display > Polygons > Metadata > Visualize Metadata)をオフにします。
- オブジェクトのマーキング メニューでメタデータ > メタデータの視覚化(Metadata > Visualize Metadata)をオフにします。
メタデータの視覚化に関する既知の制限事項
- チャネルのいずれかのメンバーに値を設定したときは、値を割り当てられているコンポーネントの同じチャネルの他のメンバーにも既定値が指定されます。
たとえばここでは、データ構造に color と status の 2 つのメンバーがあります。
face チャネルの status メンバーで faces 2:4 の値を設定すると、この face チャネルの color メンバーの faces 2:4 に自動的に既定値が割り当てられます。既定値は、stream1 の color メンバーを表示すると表示されます。
自動的に割り当てられた既定値と故意に設定したメタデータの値は別のメンバーに追加されるため、これらが同時に表示されることはありません。
dataStructure -format "raw" -asString "name=struct1:float[3]=color:bool=status"; addMetadata -streamName "stream1" -channelName "face" -structure "struct1" smcPlaneShape; select -r smcPlane.f[2:4]; editMetadata -streamName "stream1" -memberName "status" - value 1
- 長さが 3 以下の値の配列を視覚化すると、Maya では最大で小数第 3 位までの表示しかサポートされません。小数点以下の桁数を追加した場合、または 6 桁を超える表示可能な桁の値は、近似値になります。10 桁を超える数値表示では、INF が返されることがあります。
長さが 4 以上の値の配列を視覚化、またはマルチバイト文字列を視覚化すると、Maya では多くの一意の値を同時に表示できないことがあります。