ビューポート 2.0(Viewport 2.0)では、ポリゴンの頂点、エッジ、フェース、頂点フェースに割り当てられたメタデータを視覚化することができます。
Maya のメニューかマーキング メニューを使用するか、MEL/Python コマンドを介してメタデータを視覚化することができます。
3 つのモードで視覚化することができます。
表示カラーの範囲は 0.0 (黒)から 1.0 (白)です。ブーリアンは白または黒で表示され、整数および浮動小数はグレースケールで表示されます。ベクトル(3 つの整数または 3 つの浮動小数)は RGB カラーとして表示されます。
2 つの浮動小数または整数のベクトルの場合は、浮動小数または整数の値がそれぞれ R 値と G 値にマッピングされます。青の値は 0 に設定されます。単一の浮動小数点値または整数値の場合は、同じ値がすべての RGB 値にマッピングされます。4 つ以上の浮動小数または整数の場合、最初の 3 つの値のみがマッピングされ、その他の値はすべて無視されます。
視覚化すると、メタデータの割り当てられた頂点、エッジ、頂点フェースは、メタデータの割り当てられていない選択されているものよりも大きく太く表示されます。
メタデータの値は、コンポーネントの上に文字列として表示されます。
メタデータの値は、コンポーネントの中心から放出するレイとして表示されます。レイは表示されている頂点などのその他の表示コンポーネントの上に描画されます。
単一の浮動小数値または整数値の場合、レイはコンポーネントの中心と垂直に放射状に描画されます。既定では、レイの長さはメタデータの値を表し、レイのカラーは白です。
3 つの浮動小数または整数のベクトルの場合、レイの方向はメタデータの値を表し、レイの長さはベクトルのマグニチュードを表します。たとえば、メタデータの値(1, 1, 1)および(2, 2, 2)は両方とも方向(1, 1, 1)でコンポーネントからレイを放射します。ただし、(2, 2, 2)を表すレイは(1, 1, 1)を表すレイの 2 倍の長さになります。3 つの浮動小数または整数のベクトルの場合、レイのカラーは暗い赤です。
2 つの浮動小数または整数のベクトルの場合、浮動小数または整数の値はそれぞれ X と Y の値にマッピングされ、Z は 0 に設定されます。4 つ以上の浮動小数または整数の場合、最初の 3 つの値のみがマッピングされ、その他の値はすべて無視されます。
次のデータ型を視覚化することができます。
ビジュアライゼーションは、ワイヤフレーム、シェーディング、テクスチャ、すべてのライトの使用(Use All Lights)の各種モードだけでなく、スムーズ メッシュ プレビュー(Smooth Mesh Preview)モードでもサポートされます。