初期状態は、流体シミュレーションの開始フレームにおけるグリッド プロパティ値を表します。シミュレーションを開始させるグリッド プロパティ値を定義し、流体の初期状態を設定します。初期状態の設定については、流体の初期状態を参照してください。
既存のグリッド プロパティを別の流体エフェクト(たとえば会社のロゴ、速度の渦、クラウド)のベースとして使用したい場合、グリッド プロパティ値を保存し、シーン内の既存の流体コンテナに後から追加することができます。Maya には、サンプルとして使用できるさまざまな種類の定義済み初期状態が含まれています。独自の定義済み初期状態の作成については、流体の現在の状態を保存するを参照してください。
流体コンテナに定義済み初期状態を追加するには
2D コンテナに追加できるのは、2D コンテナで作成された初期状態だけです。同様に、3D コンテナに追加できるのは、3D コンテナで作成された初期状態だけです。
コンテナの解像度が初期状態を作成するのに使用されたコンテナの解像度と異なる場合、コンテナの解像度は初期状態のコンテナの解像度に変更されますが、値が配置されると再びオリジナルの解像度に戻ります。